これからの日本に必要な仕事

いろんな仕事について調べていこうと思います

仕事で求められるスキル

2024-06-17 11:23:22 | 言語聴覚士

言語聴覚士としてやっていくために必要なスキルは、いくつかあります。言語聴覚士は、何らかの原因で言葉や聴力、嚥下機能に障害がある方たちと関わっていくため、コミュニケーション力が大事です。患者と信頼関係を築いていくためには、円滑なコミュニケーションを取ることが求められます。

患者とリハビリをしていきますが、より良い成果を得るには患者の気持ちをしっかり聞くことも欠かせません。状態に合わせた情報を伝えて信頼を得て、何でも話してもらえるような関係づくりが大切です。患者は不安を抱えたり、自信をなくしてしまったりしているケースがあることを理解しておきましょう。

また、人間観察力を高めることも仕事で求められるスキルの一つです。コミュニケーションに障害がある人の中には、認知症や発達障害、失語症などで自分のことを上手く伝えられずに困っている方もいます。そうした方たちとコミュニケーションで信頼関係を築くことを考えたら、少しの変化にも気づける人間観察力が必要です。

施設によっては、対象者とコミュニケーションが上手く取れずに悩んでいることも少なくありません。ほんのちょっとした変化も見抜けるような観察力が身につけば、言語聴覚士として活躍できる職場がもっと広がるでしょう。

言語聴覚士の仕事は、根気や粘り強さが必要です。言語聴覚士が行うリハビリは時間がかかるものなので、途中で投げ出さない根気強さも必要なスキルと言えます。


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言語聴覚士の需要と将来性

2024-05-28 11:23:22 | 言語聴覚士

言語聴覚士の国家資格を目指す方にとって、この職種の需要や将来性は重要な問題でしょう。結論から言うと、言語聴覚士は今後も需要が高まり、将来性が期待できる職種の一つです。

その理由として、少子高齢化による高齢者の増加が挙げられます。言語聴覚士は、言語や聴覚、嚥下に障害を抱える人に対し、支援やリハビリが主な仕事です。幼児から高齢者まで、幅広い年齢層の人々を対象とするので、活躍できる職場も医療機関だけでなく福祉や教育など多岐にわたります。また、独立開業して事業主となる人もいます。

中でも急増しているのが、少子高齢化に伴う高齢者の患者です。高齢により病気のリスクが高まり、脳血管などの病気で言葉が上手く喋れない人が増えています。健康な方でも、年とともに聴力や嚥下力が衰えるケースは少なくありません。超高齢社会の進展に伴い、言語聴覚士の需要は年々高まっているのです。

一方で、言語聴覚士が国家資格として誕生したのは、1997年と比較的最近と言えるでしょう。同じリハビリ系の国家資格である理学療法士は、1966年に誕生しました。理学療法士の有資格者数は約19万人ですが、言語聴覚士は約4万人と圧倒的に少ないのです。

医療や福祉の現場において需要が高いにもかかわらず、現状では必要な数を満たしていません。医療や口腔ケア、老年介護のほか、児童の福祉・教育機関など、言語聴覚士を採用する職場が多く、求人倍率が高いのが特徴です。

【関連サイトはこちら>>http://speechlanguagehearing-therapist.net


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