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言語聴覚士の需要と将来性

2024-05-28 11:23:22 | 言語聴覚士

言語聴覚士の国家資格を目指す方にとって、この職種の需要や将来性は重要な問題でしょう。結論から言うと、言語聴覚士は今後も需要が高まり、将来性が期待できる職種の一つです。

その理由として、少子高齢化による高齢者の増加が挙げられます。言語聴覚士は、言語や聴覚、嚥下に障害を抱える人に対し、支援やリハビリが主な仕事です。幼児から高齢者まで、幅広い年齢層の人々を対象とするので、活躍できる職場も医療機関だけでなく福祉や教育など多岐にわたります。また、独立開業して事業主となる人もいます。

中でも急増しているのが、少子高齢化に伴う高齢者の患者です。高齢により病気のリスクが高まり、脳血管などの病気で言葉が上手く喋れない人が増えています。健康な方でも、年とともに聴力や嚥下力が衰えるケースは少なくありません。超高齢社会の進展に伴い、言語聴覚士の需要は年々高まっているのです。

一方で、言語聴覚士が国家資格として誕生したのは、1997年と比較的最近と言えるでしょう。同じリハビリ系の国家資格である理学療法士は、1966年に誕生しました。理学療法士の有資格者数は約19万人ですが、言語聴覚士は約4万人と圧倒的に少ないのです。

医療や福祉の現場において需要が高いにもかかわらず、現状では必要な数を満たしていません。医療や口腔ケア、老年介護のほか、児童の福祉・教育機関など、言語聴覚士を採用する職場が多く、求人倍率が高いのが特徴です。

【関連サイトはこちら>>http://speechlanguagehearing-therapist.net


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