川崎殺傷 包丁２本を都内の量販店で購入

川崎殺傷 包丁２本を都内の量販店で購入


神奈川県川崎市で２０人が男に包丁で刺され、２人が死亡した事件で、自殺した容疑者の男が、
包丁２本をことし２月に都内の量販店で購入していたとみられることが新たにわかった。
この事件は、川崎市の登戸駅近くで、小学生ら２０人が包丁を持った男に次々と刺され、スクール
バスに乗ろうとしていたカリタス小学校６年の栗林華子さんと外交官の小山智史さんが死亡したも
の。２０人を刺した岩崎隆一容疑者は犯行直後に自殺している。
その後の捜査関係者への取材で、岩崎容疑が持っていた４本の包丁のうち２本は、販売履歴など
からことし２月、東京・町田市の量販店で購入していたとみられることが新たにわかった。
警察は岩崎容疑者の自宅を家宅捜索したが、その際に見つかった包丁の空き箱４箱のうち２つは
岩崎容疑者が都内の量販店で購入したものだった可能性が高いとみられている。
ただ、岩崎容疑者の自宅からは包丁を購入した際のレシートなどが見つかっていないため、警察
は購入の経緯などについて慎重に裏付け捜査を進めている。