
こんな記事が5月29日の産経に載っていました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000076-san-pol
(魚拓)http://megalodon.jp/2010-0604-1647-52/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100529-00000076-san-pol
(前略)
>普天間移設問題では、当初、反米軍基地闘争を展開していた活動家や市民グループが反対闘争を激化し、
>世論を引っ張ってきた。4月25日に開かれた県民大会への参加は反米、反基地闘争を展開する
>グループがほとんど。一般の県民に波及していなかった。
(後略)
へえ~産経によれば
「4月25日に開かれた県民大会への参加は反米、反基地闘争を展開するグループがほとんど。一般の県民に波及していなかった。」
だそうです。
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|しかし3月18日の朝日記事では…
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↓
http://www.asahi.com/politics/update/0318/SEB201003180025.html
(魚拓)http://megalodon.jp/2010-0319-0825-18/www.asahi.com/politics/update/0318/SEB201003180025.html
>普天間問題、4月25日に県民大会 10万人規模目指す
>米軍普天間飛行場の沖縄県内の移設に反対する超党派の県民大会が4月25日に同県読谷村で開かれること
>になった。沖縄県議会の各会派代表が18日、決めた。県内の市町村長や経済界、市民団体、労働団体など
>に参加を呼びかけ、10万人規模の集会を目指す。
>
>県議会は2月、普天間飛行場の県内移設に反対し、県外・国外移設を求める意見書を全会一致で可決している。
>実行委員会の事務局長に就任予定の新里米吉県議(社民)は「県民大会でさらに県民の意思を裏付け、相当な
>怒りがあることを示すことが国へ訴える力になる」と語った。
>
>実行委は仲井真弘多知事にも参加を求める考えだが、仲井真氏は「どういう趣旨で、どんなふうにやるものなのか、
>少し頭の整理をしてみたい」と、態度を保留している。
>
>大会は午後3時から読谷村運動広場で。
「米軍普天間飛行場の沖縄県内の移設に反対する超党派の県民大会が4月25日に同県読谷村で開かれることになった。」
「県議会は2月、普天間飛行場の県内移設に反対し、県外・国外移設を求める意見書を全会一致で可決している。」
だそうです。産経の言う所の「4月25日に開かれた県民大会への参加は反米、反基地闘争を展開するグループがほとんど」とは違うようですねえ…
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|そして4月25日の県民大会の様子を伝える読売によれば…
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↓
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100425-OYT1T00468.htm
>沖縄の負担軽減を…県内移設反対集会
>沖縄県の米軍普天間飛行場の県内移設に反対し、国外・県外への移設を求める大規模な県民大会が
>25日、同県読谷村(よみたんそん)で開かれ、主催者発表で約9万人が参加した。
>
>仲井真弘多(ひろかず)県知事も出席し、鳩山政権に対し、「公約通り、責任ある解決策を示さない
>といけない。ネバー・ギブアップ、しっかりやってもらいたい」と求めた。米軍キャンプ・シュワブ
>沿岸部(同県名護市辺野古)に移設する現行計画を容認する仲井真氏も出席した大会で、県内移設に
>反対する強い姿勢が示されたことで、鳩山首相が目指す「5月末決着」は一層困難な情勢となった。
>
>仲井真氏の発言は、首相が昨年の衆院選で同飛行場の移設先を「最低でも県外」と訴えたことが念頭に
>あると見られるが、「県内移設反対」とは明言しなかった。仲井真氏は「普天間の固定化は絶対に
>許してはならない」と強調し、同飛行場の危険性除去と、沖縄の基地負担軽減も求めた。
>
>名護市の稲嶺進市長は、政府内で現行計画の修正案が浮上していることについて、「場当たり的な
>やり方で、県民を愚弄(ぐろう)するものだ」と厳しく批判した。
>
>普天間問題で超党派の県民大会が開かれるのは、初めて。仲井真氏と県内全41市町村の首長(代理2人)、
>民主、自民、公明、共産、社民各党の国会議員らも参加し、同飛行場の早期閉鎖・返還と国外・県外移設を
>求める決議を採択した。共産党は志位委員長、社民党は重野幹事長が出席した。
>
>社民党党首の福島消費者相は25日夜、都内で開かれた県内移設に反対する集会で、「私は昨年12月、
>辺野古の沿岸部に基地をつくる決定を内閣がした場合には、重大な決意をしなければならないと述べた」
>と強調。今後も、連立離脱も辞さない姿勢で県外移設を主張していく考えを示した。
>(2010年4月25日22時37分 読売新聞)
へえ~
「主催者発表で約9万人が参加」
「仲井真弘多(ひろかず)県知事も出席」
「名護市の稲嶺進市長は、政府内で現行計画の修正案が浮上していることについて、「場当たり的なやり方で、県民を愚弄(ぐろう)するものだ」と厳しく批判」
「仲井真氏と県内全41市町村の首長(代理2人)、民主、自民、公明、共産、社民各党の国会議員らも参加」
という集会が産経フィルターを通すと
“4月25日に開かれた県民大会への参加は反米、反基地闘争を展開するグループがほとんど。一般の県民に波及していなかった。”
と産経の記事に書かれる様です。
こ れ を 捏 造 記 事 と 言 わ ず し て な ん と い う
右翼思想紙として産経は読むべきですね。
ニュースを知る為に読んだら
「捏造を平気で載せて、しかもそれが問題にならないメディア」
の言う事を本気にしたら自殺行為です。。
産経の言う事は他メディアも同様の報道をしない限りは本気にしちゃダメという事です。
(産経と同レベルのメディアは、たま出版、くらいでしょうか)