こういう事が実際にあるから困ります
嘘の旧日本軍の戦争捕虜体験で軍恩給をオーストラリア政府から受け取っていた人がいたようでして…
以下(捏造は日常茶飯事の)産経新聞の報道ですが他メディア（TVなど）でも報道されたので確実でしょう。。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101226/asi1012261829006-n1.htm
（魚拓）http://megalodon.jp/2010-1226-2212-24/sankei.jp.msn.com/world/asia/101226/asi1012261829006-n1.htm
＞「日本軍の捕虜」と嘘の戦争体験で恩給詐欺 禁固４年の有罪判決
＞【シンガポール＝宮野弘之】第二次大戦中、日本軍の捕虜になっていたと嘘をつき、恩給を不当に受け取ったとして、
＞詐欺罪に問われた元オーストラリア戦争捕虜の会会長、アーサー・クレーン被告（８４）に対し、このほど禁固４年の
＞有罪判決が言い渡され直ちに収監された。同被告は「社会に自分の居場所が欲しかった」と弁解したが、「元戦友」
＞だけでなく、夫人や子供にも嘘をついており、社会的地位だけでなく家族も失うはめになった。
＞
＞判決によると、同被告は１９６０年代に南オーストラリア州のパブで知り合った元捕虜の話を聞き、自分も
＞「英雄になりたい」と思い、元捕虜だったという嘘をつき始めたという。
＞
＞８４年にクイーンランド州に転居後、多くの元捕虜と会い、受け入れられたことがうれしく、勧められる
＞まま、８８年に恩給の受給を申請した。その際、１６歳当時にマレー半島でゲリラ活動に加わり、４２年に
＞日本軍の捕虜になった、などという嘘の経歴を申請した。
http://sankei.jp.msn.com/world/asia/101226/asi1012261829006-n2.htm
(魚拓)http://megalodon.jp/2010-1226-2215-14/sankei.jp.msn.com/world/asia/101226/asi1012261829006-n2.htm
＞そして元捕虜の会のメンバーとして、２０年以上、各地で「捕虜体験」を講演。旧日本軍が連合軍捕虜を使って
＞建設した泰緬鉄道建設での体験談などは「説得力があった」（地元メディア）といい、同会の会長にまでなった。
＞
＞ところが２００９年、講演を聴いた戦史研究家が嘘に気づき調べたところ、同被告は戦時中、オーストラリア
＞国内の学校に在籍し、軍歴さえないことがわかった。同被告も嘘を認めたため、所管する官庁の責任も含め、大騒ぎとなった。
＞
＞同被告は判決後、「元捕虜の方々とオーストラリア国民におわびする」との声明を出したが、友人や夫人は、
＞いまだにショックから立ち直れないという。クレーン被告は、不当に受け取った恩給約４０万豪ドル（３３００万円）は、
＞老齢年金から返済する。生きていても、１７４歳まで嘘の代償を払い続けることになる。
やはりこういう嘘をついて恩給詐欺を企む輩がどこにでもいるものですねえ。
（ngc2497の母方のじいさん(少し前に９０歳代後半で亡くなりました)も南方へいって復員輸送で
日本へ帰ってきた元軍人（←通信兵で階級は大尉らしい）でして、おいらのおふくろから聞く話だと軍人恩給が
月にウン十万円にのぼっていたそうです。そしてngc2497はそのじいさん（父方のばあさんからも）から
戦争中の話を直接に色々と聞いているのでいかに今の櫻井よしこ氏や渡部昇一氏の著作や話が嘘や誇張だらけと
いうのもよく分かります）
…という事は当然、元従軍慰安婦や強制労働者、戦争捕虜etcの中にもそういう嘘つきで恩給を受け取ろうとする
詐欺師が混じっていると考えられる事は自然な事でして…
もちろん戦争中の強制労働で補償を日本の裁判所で中国人労働者が三井三池炭鉱に求めて強制労働は認定されている（しかし
補償は却下）例だと、それ（その個人）だとまず確実な事例だと思われますが、そうでない曖昧な証言や資料しか残存していない例だと
詐欺師が入り込む余地が格段に跳ね上がります。。もちろん多くは本物の被害者だと思われますが中にはそうでない
詐欺師も混じっている可能性が出てきます。
困ったものです。。産経が喜び勇んで報道するというものです。。。
そしてν速＋板にスレがたっていました。
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1293357905/
＞【国際】日本軍の捕虜になっていたと嘘をつき、恩給詐欺 禁固４年の有罪判決[10/12/26]
スレの伸びがいまいちなのはオーストラリア人の元捕虜と嘘をついたからでしょう。
もし、元従軍慰安婦や元強制労働経験者と詐称していたりしたらどうなった事やら。
