連日報道されている嘱託殺人事件の報道。
今回の事件で自分が注目すべきは山本直樹容疑者が
不正な方法で医師免許を取得したかどうかだと思う。
正直、今回のALSの方が自死を選んだことは
人間としての尊厳死だと思います。
ただ医師免許を持たぬ人間がやるべき行為ではないこと
そして少なからずももっと患者の方の周囲で
議論されるべき問題だったと思います。
きちんと免許を持ち日頃医療に従事する方であれば
尊厳死であろうと止めたと思うし、
そういった医師との話し合いの中で
患者側の意思を確認していくものだと思うから。
なのに山本直樹容疑者のように
意思免許を疑われるような人が
今回のような金銭の授受がありきの行動を
とることはあってはいけないと思うし、
前にも述べていますが、こういった医療行為は
国も否定したり、法的責務を追わせるのではなく
しっかりとした届け出とともに医師側の意向も確認し
無報酬の中ボランティアとして行われることで
まだ世間に受け入れられるのではと思います。
だからこそ今回のようにヤブ医者を疑われるような人が
問題を起こす前に、政府も医療機関も動いて欲しいし、
医療制度の中で基準や制度化を進めて欲しい。
嘱託殺人逮捕の医師に不正疑惑が浮上
ALS嘱託殺人 医療からの逸脱は許されない
石原慎太郎氏が〝ALS殺人〟の医師弁護
「切腹の際の苦しみを救うための介錯の美徳も知らぬ検察」
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