西奈南子育てサロン

子どものコロナ感染者が増えてきて、ニュースでは0歳児が入院している様子が報道されたりしています。病気に負けない丈夫な体を作るためには、食事がなにより大切になってきます。
10年に一度国が行っている調査によると、2歳ではむら食いや遊び食べ、4歳では小食や時間がかかることが「困っていること」として最も多くあげられています。ほかにも偏食だったり、甘い飲み物やお菓子を欲しがる事などが、２～5歳の子どもの親の悩みとして出てきています。
子どもがきちんと食事をとれるように、「家族でご飯」を心がけましょう。食事だけの時間を決めて、食べることに集中できるようにします。嫌がる食材は無理強いせず、大人がおいしく食べる様子を見せてあげます。調理法の工夫も必要ですが、味覚が成長してくると自然に食べられるようになるケースも多いようです。
特に朝食では、子どもが食事をしている間に洗い物を済ませて洗濯物を干してなど、慌ただしくなりがちですが、体調をチェックする大切な時間でもあります。うまく時間をやりくりして、子どものようすを見守っていきましょう。

参考資料　平成27年度乳幼児栄養調査結果の概要（厚生労働省）