今度は同じ敷地で一からやり直してみた。 といっても同じような方針で、駐車スペースの位置を変えたのと、 建物をひとまわり大きく設定してみた。 駐車スペースの後方の土地が中途半端に余っていたので水回りを出っ張らせて食堂周りに余裕を持たせたつもりである。 ただ、玄関が威張り過ぎな感じがする。 もっとミニマリズム的にアレンジしたい。
せっかくなのでもうひとつ玄関を変えた案をつくってみる。
同じ流れでも、2度3度と推敲を繰り返すと、細かな部分のイメージも固まってくる。
また同じ流れの中で進めていると、予算の計画もだいたいわかってくるし、
構造計画も無理なく進められると思う。
昨日の間取りの玄関の位置を変更してみました。
もちろん、それに合わせて全体の動線計画を見直しました。
オープンな感じで中庭や天井から光を取り入れ、
壁は”ついたて”を立てるイメージで計画してみました。
昨日の6つのステップを実践してみた。
1.敷地に建物の外形を長方形で書く。
2.建物を4つの部分に分ける。
3.家具を配置する。
4.玄関の位置を決める。
5.部屋の大きさを調整する。
6.窓をつけて外観を決める。
こんな感じでひとつの案ができます。
また1.敷地に配置するに戻って、各部屋から景色、4に戻って部屋相互の行き来はどうか、
5.部屋の大きさを調整するにもどって、でっぱり引っ込みを作ってみる、
といった作業を行うと、だんだん自分好みの間取りが浮き上がってきます。
きょうはここまで。
家をつくるとき、自分の思い通りの間取りが欲しくありませんか。
住宅メーカーの間取りから選ぶのはどうも気が進まない。
お気に入りの建築家にお願いするにはちょっと気が引けるし、いくらかかるかわからない。いったん相談したら断りにくい。
でも自分で書くとなるとなかなかうまく書けない。
こういう方の要望に応えられないかと思って、ひとつの方法を考えています。
私としては「黄金のルール」といえるものです。
さっそくそのルールを紹介したいと思います。
次の6つのステップに沿って書けばきっと思い通りの間取りが書けます。
1.敷地に建物の外形を長方形で書きます。
2.建物を4つの部分に分けます。(ゾーニングといいます。)
3.家具を配置します。(ここがあなたのイメージを引き出します。)
4.玄関の位置を決めます。(動線計画といいます。)
5.部屋の大きさを決めます。
6.窓をつけて外観を決めます。
※できた設計図を見直します。1~6の作業を適宜繰り返します。
ただし前提条件として敷地を想定していること、屋根は片流れの金属屋根を想定してることなどがあります。
1から6、それぞれについて、もう少し細かく説明しなければなりませんね。
それはまたあらためて説明します。