６年生におくる言葉

　５年前，市内中学校の勤務終了後に「通い監督」で西神楽にバレーボールの指導のため体育館に来ていました。男女共，団員数がギリギリで何度目かのバレーボール少年団存亡の危機を向かえていました。男女共６年生が一人で３年生を入れてチームが組める状態でした。そんな時，Ｓｉｒａ川先生が西神楽小学校の集会で将来の夢の発表の中で「バレーボール少年団に入ってボール拾いをしたい。」と発表した子がいるよ。この話を聞いてあらためて，西神楽Ｂ．Ｂ・Ⅱバレーボール少年団に創部以来の指導者として存続させようとの思いを強く持ちました。それまでも度々，聖和小・千代ヶ岡小にもバレーボール少年団の紹介をしてはいましたが入団者はいませんでした。しかし，今中２女子のＭＩＮＡＭＩが初めて聖和から入団し交流を出来ることになり次の年には千代ヶ岡からも入団してくれる子供達が続きました。ギリギリですが何とか少年団が継続できる可能性が出てきました。２年生男子の「ＴＡけと」（夢を発表した）「Ｒいは」（ＭＩＮＡＭＩの弟）「Ｒいちろう」（姉が全道大会出場）の３人が入団してきました。それぞれの性格が違い３人３色将来性を感じました。大先輩のＮＩ田さんにバレー教室を開いてもらい３人の練習を見せて指導していただきその時に「この子たちと勝ちにいきます。」と夢を語ったことを覚えています。その後，女子の「Ｙうか」が５年生になって入団し，５年生後半に「Ｔか」と「Ｍつ」が入団し男女それぞれチームの形が見えてきました。女子も東神楽カップで初勝利を上げることができ非常に嬉しく思っています。男子も前半は，「全国大会」を目指し「Ｔコーチ・Ｊんき」と厳しい猛練習をしてきました。今一歩及ばず，準決勝で敗退しましたが手ごたえを感じていました。後半の目標をキャプテン「Ｔけと」を優勝旗を持って全道大会に出場することにし，夢はベスト４「Ｒいは」を優秀選手に選出してもらうことにして練習をしてきました。色々と練習試合等遠征もさせていただきました。育成会の皆様には感謝申し上げます。夢はかないませんでしたが目標は達成することはできました。「Ｙうか」も２年間バレーボールを楽しんでいたと思います。男子５人も中学校でレギュラーを狙うと言っています。申し少しの期間，５年生以下の団員に君達の力を貸してもらう予定です。それが，良い伝統となりますように期待しています。定年間近の老監督も，もう少しだけ頑張ろうと思います。６年生の６人に感謝の言葉，「ありがとう。」をおくります。