初夏の陽気に。

2008/04/29（火）　　　

なかなかでかけることが出来ず、うずうずしながらもやっと重い腰を上げツーリングに。

行き場所もはっきりと決めかねていたが、先日ニュースで見た乃美の芝桜を見に行こうかと。

ランツァも遠出をするのは久しぶり。しかしエンジンの調子はすこぶるよし。西に向けて快調に飛ばす。

尾道で浄土寺へ、続いて牡丹寺の天寧寺へ。牡丹の花が満開でちょうど見ごろに。
境内へ入ったとたん牡丹の甘い香りが。思わず大きく息を吸い込む。
たくさんの牡丹が咲き誇り訪れる人を迎えてくれる。
散り行くゆえに美しい、花の心の潔さ。

天気がよすぎて気温も上がり暑くなってきた。今度は仏通寺へ。

ここは紅葉の名所であるが、もみじの新緑もまた美しい。そう思ってきてみたのだが正解である。
はっとするほど、新緑が鮮やかできれいなのだ。

仏通寺参道の茶店にかわいい焼き物の人形があった。今日のテーマになりそうである。
ほんの小さな自分が、この美しい季節の自然に感謝して手を合わせる。素直に「ありがとう」が言えそうである。

さて、乃美の芝桜を見に行こうか。国道375号線から県道29号に少し入ったところに、田んぼの畦一面に芝桜が咲いている。これも見事である。

三色ほどしかない芝桜が見事なコントラストに。
農家の人たちが時間をかけて、知恵を絞って、気持ちをひとつにして作り上げた芸術である。田植えの準備が進む中散策する。

初夏の日差しが眩しい。気持ちいいツーリングであった。