『水草レイアウト水槽は難しい』
そう思いながらも何度もチャレンジしてしまうのだが、その都度少しずつ実力はアップしているのだと思う。
はじめて立ち上げた水草水槽は、ビギナーズラックというか、わりとうまくいった。
ソイル、わりと普通のLED照明、植える水草…確かグロッソスティグマだったと思うけど新調したのはそのくらいのものでした。
『わりとうまくいった』とは『水草が生長した』というだけ。
ランナーを少し伸ばしつつも上へ育つ勢力にはあっさり負けていたのを思い出します。
それでも嬉しかった
初トリミングも楽しかった
『どうして熱帯魚屋の水槽のように綺麗に横に伸びにくいのかな』と思った頃、CO2の存在やメタハラという波長の違う照明、レギュレーター、ディフューザー、バブルカウンター、耐圧チューブ、赤系の光や肥料添加などが水草育成に有効、などなど基本的な情報をやっと知ることになったんだけど、とても高額な趣味になるなと思い、安いとこから始めた。
CO2はイースト菌を使う発酵式というものから始めたし、レギュレータはエアーストーン を代用したり。
今思えば照明だけでも良いものを新調してれば少しはマシだったんだろうけど、光量も中途半端なのに中途半端に発酵式CO2や肥料を添加したせいか『あっ』という間にコケや藍藻まみれになったりしたな。
手入れはしたんだけど健闘虚しく初代水草水槽はその癒しの役目をあえなく終えた。
それからいくつか立ち上げ、いくつも失敗した。
1年半強?
唯一成功したと言える水草水槽があって、ロタラやルドウィジアなどそれぞれ綺麗に育ってたんだけど、それはこの前までの話。
癒しを提供してくれてたそれらはバリスネリアに飲み込まれる勢いで姿を消し、結局水槽に残ったのは沢山のバリスネリアとウィローモスとナナくらいのものになっていた。
なんか挽回しないとなって思ってハイグロフィラ・ピンナティフィダ一本をその水槽に植えて
その一本から沢山増やす予定だったのにそれも溶けていた
体調を崩し、少しの間まともに水草の世話ができなかったのが原因なんだけど、その間こんなにもバリスネリアは育つかねってくらい育ってて…強いんですね。
コケていたとかソイルの限界…という理由じゃなく、バリスネリアだらけのネギ畑の様なその水槽は撤去し、中の魚と数株だけのバリスネリア、ナナ、巻き直しのウィローモスをサイズダウンの水槽にとりあえず移しました。
現在、その『バリスネリア畑水槽』よりサイズアップした新規水槽を立ち上げているとこなんです。
はやく魚たちを広いその水槽に入れてあげたいけど、焦りは禁物。
水草の状態を落ち着かせることが魚にとっても有益だと思ってるから、のんびり生長する水草を見守りながらスローアクアを楽しみます。
水草水槽は難しい
でもただ難しいだけならこんなに続けてはないですね
楽しいから続けてられる。
でも『これだ!』って思える水草育成方が見つかるまで色々試さなきゃならないし…
お金はまだまだかかりそうです…