前向きに過ごす日々

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

只今 入院中 ラスト2

2021-09-21 15:48:00 | 日記
幹細胞移植の生着をして四日間位高熱が続いた。
実際の所とても辛かった。
熱が下がるととても楽になり生きてる実感が湧いた。
人間って不思議な物で苦しい辛いことを早く忘れようとするのか他に楽しいことを見つけようとするのか。
きっと生きるための知恵なのだ。
たまたまテレビを見て幼い子が同じ病気で何年も車椅子生活をしてリハビリをして頑張っている姿を見た。
涙が出た。私みたいな年寄りでも辛いのにあんな幼い子達が同じ病気になってもっと大変な闘いをしている、それも明るく元気にこれから何年も続く闘いだ。
この病気になってかなりへこんでいたけど最後まで頑張らないとと思った。
元気をもらった。家族にあらためて感謝した。看護師さん達に感謝、動けることに感謝、いずれ家に帰って普段の生活に戻れることに感謝、元気になって誰かのために何かができたら幸せですね。
私のブログは今日でおしまい
病気になって少し大人になったかも

只今 入院中 ラスト

2021-09-15 18:50:00 | 日記
最後の幹細胞移植が終わった。
8月25日に再入院して26日から6日間の最終化学療法開始、翌日は束の間の休息日
長い点滴生活から解放されて幸せを感じる。
そしてようやく今日9月2日に幹細胞移植となり、後は無事に赤ちゃん細胞が骨髄に生着してくれることを願ってじっと待つのみ。
10日位かかると先生からの説明を聞いて
血液検査の結果が毎回気になるだろうと思う。
しかしながら最後に打った抗がん剤が強力で全ての粘膜をダメにするので食べるのも飲み込むのも消化器官もぼろぼろになっている。
治す為の白血球はゼロに近く、新しい白血球が生まれるまで10日以上はかかるとなると栄養は点滴か栄養剤?
食欲はほとんどないが生きる為に何か食べないと、と思うけど食べたい物は何か、
食べられる物は何か、とりあえず病院から出るお粥を食べて味噌汁を飲んで過ごす。
ここまで強い治療が必要だったかと最近自問自答すること多々あり、もう治療的には終わってしまったのだが随分と体を痛めたように思う。自分の体の回復力を信じて前を見るしかない。
最終治療ではあるがまたリンパ腫が出来ることもあると言う。できたらどうすればいいか不安は止まらない。悪い考えは頭から消して、この繰り返し。
最終治療の前に1ヶ月近く家に帰っていたので抗癌剤が抜けて5mm位の髪の毛が生えてきたのだが治療が始まって10日も持たずに抜け始めた。短い命だった、短すぎて掃除が大変だ。
「生着する時に熱が出ることがあります。」
と言われていたが本当に熱が出た。
自分で言うのもなんだけどかなり我慢強い方である。でもここで最後を迎えたくないと思うほどしんどかった。
解熱剤が効いてくるまではどうしようもない自分との戦いである。
誰も助けてくれない、冷たい氷枕くんが慰めてくれるくらい。
熱が下がって来るとさっき「ここで最後を」とか言っていたのが嘘のように楽になり解熱剤に感謝、自分の体に感謝するも
もう嫌だ家に帰りたい思いで一杯になるのでした。


ただいま帰宅中

2021-08-06 12:59:00 | 日記
最後の決戦前に自宅でエネルギー充電中の日々です。
暑い日が続いて家から出ることもなく庭の木や花を眺めて過ごしています。
蝉の声は病院でも聴くことができましたが自宅の蝉の声は一段と元気に聴こえます。
あの蝉たちの一生に比べたら人の一生は何と複雑で様々な事がある一生なのでしょうか。私も入院するまでは毎日同じように過ごしていたように思います。
しかし一度病気が発症し治療して病院で過ごす事になると日々の平和な生活がありがたく色々な事が思い出されます。
食事が美味しく夜によく眠れるとか薬を飲まなくても元気だとかしょっちゅう針を体に刺される事がないとか1番は家族と過ごせる事かな?
今は特にコロナウイルスの影響で病院に面会も出来ないので寂しさもひとしおです。
健康的な生活を送って家族と過ごせる有り難さを入院生活をしてしみじみ思うのでした。


只今 入院中

2021-07-30 06:04:00 | 日記
病院での生活はとても規則正しく、朝6時過ぎに検温や採血(週二回くらい)などがあり夜は9時に消灯します。
日中もあまり動かないので夜は眠れないことが多いのですがお薬をいただくようになってからよく眠れるようになりました。でも夜が早いので朝は5時前に目が覚めます。今の季節は日の出が4時半ごろなので外は明るくベットの中で6時の検温をうつらうつら待ちます。

こうしてなんとか4回目の化学療法も無事終わりました。後は最後の自家末梢血幹細胞移植のみとなりました。ここからはまた未知の世界なのでどうなるのかすべての治療が無事終わり私の身体の中のミクロ決死隊がどのように活躍したかを説明できれば良いなと思います。


只今 入院中

2021-07-20 15:42:00 | 日記
3回目の化学療法の後、熱が高く苦しい日がしばらくありましたが、熱が下がると体が楽になって食欲も戻り一時退院も早まるのではと思いきや血液検査の結果は最悪
白血球も赤血球も血小板も見事に足りませんでした。
前回の自家末梢血幹細胞摂取の時、思ったより体に負担がかかり今回なかなか数値が良くならないのではと説明を受けました。赤血球も血小板も輸血を受けましたが血小板の時にアレルギー反応が出てストップして様子を見て喉のいがいがなどが出始めたため残念ながら断念しました。
一時退院を楽しみに頑張っているのでとてもしょんぼりです。
次の4回目の化学療法も控えているので自分の体が最後まで耐えられるのか不安になってきます。
病は気からといいますが前向きになるのに時間がかかる時もあるなと思うのでした。