無事2回目の化学療法も終わり今日から3回目の化学療法のため入院しました。
前回の化学療法のあと自家造血幹細胞移植の為の血液を採取しました。
二日間にわたって血液を採取しましたが足の付け根の静脈にカテーテルを入れて行なった為、足を曲げられずかなり辛かったです。
手足の痺れもあったりしましたが少しずつ良くなってきました。
採取中は白血球が異常に増えたためか熱も時々でて苦しく色々な不安がよぎりましたが結果的に良い血液が採取できたとのこと少しほっとしました。
具合が悪くなり食欲がなくなり一日中横になっていました。白血球の減少が影響しているからみたいですね。
ご飯を食べないと元気にならないとわかっていても食べたくないので残しました。
作ってくださった方に申し訳ないと思いつつ食べられない事があるのですね。
健康な時はわからない食べられない気持ちが初めてわかりました。
看護師さんは優しく吐き気止めのお薬持ってこようか？と聞いてくれます。
もらって飲んだら少し楽になりました。
私はまだ入院して2週間足らずですがもう顔が老け顔になって来ました。
話したり笑ったりしないからですね。
娘からは「お母さん、口角をキュッとあげてね。」とアドバイス 主婦業代理の娘のためにも早く元気にならねば
入院11日目
病院って土日は特に暇なので何かをして時の経つのを忘れなくてはなりません。
私は入院前に本を何冊か持ってきました。
面白いと一日中読んでその日のうちに読み終えてしまいます。1人の時間はこんな時良いものです。
今回持って来た本は青山美智子さんの書いた本です。読み終えた後、とても温かい気持ちになって良かったです。短編で読みやすく、主人公はそれぞれ違うけどどこかで誰かと繋がっているという不思議なお話で構成されています。読んでいるうちにこの人はもしや...と気付くのでそれも楽しいですね。あと脇役の登場人物が個性的で私はその人の影響を受けてしまいました。それはまた明日にでもご紹介しますね。
入院生活はとても退屈ですね。
でもなかなか忙しくもあるのです。
朝6時8時10時2時5時に検温と血圧と酸素の測定、私の場合は点滴治療の副作用で血糖値が上がるので毎食前の血糖値測定(耳たぶは穴を開けてもすぐ塞がるけど毎回なので硬くなる、そして結構痛い)測定結果が悪ければ痛いインシュリンの注射が追加される。
腎臓の機能も低下することから体重測定で昨日から増え過ぎていたら利尿剤の点滴が追加される。(これによってトイレに行く回数が2倍になった)
とまあこんな具合で1日も早く家に帰りたくなるのです。
今日は点滴治療最終日。4日間毎日埋め込んだカテーテルから吐き気予防薬やアレルギー症状の予防薬などの点滴を流したあといよいよ悪い細胞に直接作用し殺菌効果を示す薬を流す。
この時良い細胞もやられてしまうのが怖い。脱毛や白血球減少などなど
でも医学が進歩して吐き気予防薬やアレルギー症状の予防薬が出来たおかげで何とかご飯も食べる事ができるから体力も維持できて回復も速くなるのでありがたいんですね。副作用は様々ありますが