4月7日に緊急事態宣言が出されてから半年を総括する報告書
4月7日に緊急事態宣言が出されてから半年で、466ページに及ぶ分厚い報告書。「当時の政府の対応に問題はなかったかどうか」を検証したもの。明日公表されます。まとめたのは大学教授や弁護士などで作る民間のグループ。ヒアリングの対象は安倍前総理大臣など政治家官僚専門家など80人余りに上っています。政府が協力してくれたのは真摯で前向きなサイン
テーマはダイヤモンドプリンセス号での対応や水際対策、PCR 検査
検証されたテーマがこちらです。ダイヤモンドプリンセス号での対応や、水際対策、そして PCR 検査など多岐に渡るんですね。報告書から浮かび上がってきたのは専門家と政府との間にあったすれちがいや野緊張感でした。
「同じ危機は二度と同じようには起きない。」
報告書はこう警告して始まります。どこの国もだれも、おそらく100点は取れないし、ベストをつくすしかないんで、全部をアベガーと攻めるつもりは無いけど、改めて冷静に日本政府はベストを尽くせたのか見直してみたい、、、
新型コロナ対応民間臨時調査会
初動対応ということで検証を行ったのは新型コロナ対応民間臨時調査会です。ヒアリングの対象は安倍総理大臣や西村経済再生担当大臣など新型ウイルス対策の政策決定の中枢にいた政治家や官僚専門家など83件。今年7月からおよそ2ヶ月かけて検証してきました。証言をたくさん頂きました。記録に残して次の日に備えて残していく、伝えていく必要あるんじゃないか。
「今まで行った点でどこが割とうまくいってどこがもう一つ工夫が必要だったか。次に大きな波が来た時に。国とか国民の行動変容とかがより上手く対応できて、より多くの犠牲者が出ないように。その一助になることを目的としてやってる。」
そう、良かったとことはテレビも評価しないとね。いろいろラッキーもあるけど、日本では感染者も死亡者も少なく、失業率や企業倒産数も他の国に比べてはるかにマシ。まぁ個人貯蓄性向がもともと高いのもあるけど、医療や定額給付以外で今回有効活用された経済政策は多い。
一斉休校 国内では微妙な評価だけど内外に強い警戒シグナルを送れた
全国中学校高等学校、特別支援学校。今回の報告書では教育現場に大きな影響が出た一斉休校や、4月以降の国内での感染拡大につながったとされるヨーロッパに対する水際対策についても政府と専門家の関係性を中心に検証を行っています。
文部科学省や内閣官房の幹部の証言によると、一斉休校は安倍前総理大臣が2月27日に文部省文部科学省側に突如伝え、「国の責任で全て対応する」として、その日のうちに実施が決まりました。一斉休校は感染拡大を防ぐ心理的な効果は大きかったものの、専門家からは「疫学的にはほとんど意味がなかった」など否定的な証言も寄せられていました。文部科学省と事前に十分な調整をすることも、専門家の意見を十分に聴取することもなく行われ、混乱をもたらしたとしています。
今回報告書の中で官邸や省庁の対応について分析執筆を行った東京大学の鈴木一人教授です。「休校させるということのは、完璧な根拠ってないってはっきりしたわけですね。でそれをあのまあでもやっぱりこう国民が不安に思っているからということで行っちゃったっていう点はすごく大きな問題だったのではないかと。」まぁ子供に感染した場合の影響は当時、どこもデータ不十分だったので、難しいけど、実施までの過程に問題があったかも。あとは卒業式とか謝恩会、入学式とか年に一度の稼ぎ時の業界へのサポートがあったら目配りできる人だった。でも、この件、結構海外でも報道されて、「やばいときはロックダウンするしかない」と政治家にハラを決めさせた功績は大きいと思う。
遅かった渡航禁止
政府と専門家の緊張関係はその後の水際対策でも続きます。専門家の間では3月前半のデータの分析から、ヨーロッパに対する危機感が強まり、3月17日専門家会議は政府に要望を行いました。これについて報告書は「抜本的な対策を取ろうとしない政府に痺れを切らした」と表現しています。
政府は渡航中止の勧告などを行った後、3月27日にヨーロッパ21カ国からの入国を拒否する対応を取りました。報告書はヨーロッパなどに対する水際対策がもう少し早く実施できていれば4月以降の国内での感染拡大を一定程度を抑えられた可能性があったと指摘しています。
なぜ対応に遅れが生じたのか。総理大臣官邸の官僚の一人は今回のヒアリングに対し、「一斉休校に対するよるんの反発と批判が大きく、さらなる批判を受ける恐れが高いヨーロッパの旅行中止措置を提案することができなかった」とした上で「今振り返るとあの時中止措置をとっておくべきだったと思う、あれが一番悔やまれるところだ。特に官邸主導だと官邸の心のひだみたいな部分はすごくやっぱりこう政策に出てしまう。そこで批判されたから専門家に聞こう。あそこで批判されたからまあちょっとしのごう。渡航制限は厳しいという、こういう彼の中で揺れ動くがあるんだからこそ、我々はそういう変化でものを察知する必要はあると思いますし、また向こうの中では「どうしてそういう風になったのか、この連鎖のチェーンを見つけていくってことも大事な作業なんじゃないかなっていう風に思います」
安倍政権では一度方向がなんとなく決まると「あれ?これって大丈夫」といえる人がいなかった。本来なら国会が行政府を監視すべきだけど、野党は「コロナよりさくらを見る会」といっていたので、こんな野党議員はクビにすべき
感染者数は一気に増加
3月下旬になると感染者数は一気に増加。今から半年前の 感染症としては史上初の緊急事態宣言が出されることになりました。未知のウィルスと対峙した半年間の多岐にわたる対応を検証した報告書。次の言葉で締めくくられています。
「同じ危機は二度と同じようには起きない。しかし形を変えて機器は必ずまたやってくる。
学ぶことを学ぶ責任が私たちにはある。」
行政学が専門の東京大学牧原出教授は「今回の報告書が民間によってまとめられたことに意味がある」と指摘します。ほんとうにそう。
「今だから今から行く、今振り返るしかないいと思うんですよね。評価もどんどん変わってくるわけですから、その意味では第三者性のある中立的な機関が検証した方がいいわけですね。調査をして評価していくことの意味は非常に大きいと思いますね。」
まだ一日500人の新規陽性
新型ウイルスとの戦いは終わっていません。今日の全国の感染状況です。午後8時半時点で新たに500人の感染と5人の死亡が発表されています。「強制力もほとんどなく、国民の自主性に任せる」という日本の対応に首を捻られることもあったわけなんですが、その当時の対応を改めて知ってもらうために、この報告書はこの後英語に翻訳し出版されることになっています。
訃報が多かった2020年
今年も岡江久美子さんや志村けんさん、高田賢三さん海外からはエディーヴァンヘイレンさんなど、多くの訃報が届いた2020年。喪中はがき安いって海外にも喪中はがきってあるんでしょうか?喪中はがきはいつまでにだせばいいんでしょうね。
強制力無くてもある程度成果を出せた日本人 誇りにしよう
外国のような強力なロックダウン都市封鎖をすることなく、一定の成果を出した理由で評価されるべき点はあったと思うんです。ただ、まだ終わったわけではありません。良かった点も悪かった点も、これ普段に検証しその結果を今度は政府自ら国民に伝えていく必要があると思います。
大阪医科薬科大学のアルバイトの社員がボーナスをもらえない
大阪医科薬科大学のアルバイトの社員がボーナスをもらえないことを訴えていたり、東京メトロの子会社の契約社員が正社員なの退職金のもらえないので訴えていましたが、高等裁判所では一部を支払うように命令されていましたが最高裁で敗訴しました。結構問題になっていますよね。正規と非正規の格差が縮まらず、同一労働同一賃金も否定されたかたちです。
日本での滞在時間が72時間以内の超短期滞在のビジネス関係者について入国を認める
政府は外国からの入国制限をさらに緩和し日本での滞在時間が72時間以内の超短期滞在のビジネス関係者について入国を認める方向で調整に入りました。政府関係者によりますと新たに入国を認める方向で調整されているのは日本での滞在時間が72時間以内の超短期滞在のビジネス関係者です。新型コロナの感染が落ち着いている中国や韓国などアジア各国に加え、ビジネス上のニーズが高いアメリカやヨーロッパなど数十カ国が緩和の対象となる見通しです。対象となる外国のビジネスマンは日本入国時にウイルス検査を受け滞在中は公共交通機関を使わず、移動は宿泊先や職場に限定して滞在中の行動計画書を提出することが条件となります。政府は各国の感染状況を踏まえ今後対象となる国地域を絞り込んでいく方針です。そんなこといってもね、羽田空港とか伊丹空港はさておき、
成田空港とか関西空港って都心から遠すぎて、公共交通使わなかったらどうればいいの???
って感じなんですけど。ハイヤーとか調べたら数万円かかるよ。黒塗りの車が来るけど、そんなのいらなーい!
俳優の伊藤健太郎容疑者がひき逃げ
俳優の伊藤健太郎容疑者が昨日東京渋谷区で車を運転中にバイクと衝突して男女に重軽傷を負わせたまま1時逃走し、警視庁はひき逃げなどの疑いで伊藤容疑者を逮捕しました。
伊藤容疑者は事故直後に数百メートル逃走し、目撃したタクシー運転手が追跡して伊藤容疑者の車を停め、伊藤容疑者はさとされて現場に戻ったということです。俳優の伊藤健太郎容疑者は昨日夕方車を運転中渋谷区千駄ヶ谷の交差点で U ターンする際に対向車線の男女が乗ったバイクと衝突し、女性が骨折するなどで二人に重軽傷を負わせたものです。
伊藤容疑者は現場から車で走り去りましたが目撃したタクシー運転手が数百メートル追いかけ伊藤容疑者はさとされて現場に戻っていました。警視庁は伊藤容疑者が怪我人を救護することなく立ち去った疑いが強まり、ひき逃げや過失運転致傷の疑いで逮捕しました調べに対し、同容疑者は「バイクの運転手と同乗の女性に怪我をさせたことに間違いありません。ぶつかった後に現場から離れてしまったことは間違いありません」と容疑を認めているということです。
コロナウイルス第3波でGOTOはどうなる
コロナウイルスは北海道で七日間連続200人を超え東京は検査数が少なかったせいか新規感染者186人でしたが重症」者が51人と今までで一番多くなりましたまた。 go to travel も苦渋の決断ですが赤羽国交大臣が「都道府県知事などから要請があれば対象地域から一定期間除外する」ということで、新規予約を止めて割引もなくなりますが、キャンセル料は政府が負担するということです。参加事業者には旅行代金の35%相当を国が負担。3週間の予定ですが、札幌から他の地域にいけるのは疑問もありますが、複数人数で旅行する場合は出発地縛りは難しいですよね。小池都知事は「国の事業で国が判断すべき」と国と東京都では不毛な押し付け合いが続いています。「両立できればいいが、仕方ない」といった声や 「最初からやらなければ良かった」という声も。そんなことはないと思いますけどね。