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バルセロナの旅⑩ 最終回 

2009-12-19 | 旅行
 バル巡り=居酒屋巡り

 3件目

 


 このお店は レチェ で パンテラ って言う名の酒オンリ~。


 レチェって言うのは、ミルク

 で、パンテラって言うのはジャガーとかヒョウとかって感じの意味です。
 (いい加減ですみませ~ん)。

 当たり前ですが、リアルにジャガーやヒョウのミルクじゃないですよぉ~。



 日本で言うところの、『 濁り酒』 見たいな物でしょうか???


 ほんのり甘くて、美味しいぃ!!

 うますぎて、悪酔いしても、時すでに遅しになること間違いないくらい、
 
 魅惑的な飲み物です。
 (製造方法は秘密らしいです~。)
 


 狭い店内、私たち御一行と共に、隣の席で飲んでいた御一行もテンション上がっていい気分です


 私たちの御一行に、スペイン語が堪能な人が3人もいらっしゃる


 気がつきゃ隣の御一行さんとドンちゃん騒ぎです


 一期一会の出会いに記念撮影なんかしちゃってます




 なんだか一人旅ど素人で、スペイン語も英語もまったくちんぷんかんぷんのnocoですが、
 旅先で出会えた人たちによって、言葉では言い表せないとても大切なものをもらった気がしました。






























 今まで生きてきた過去。

 今生きている現在。

 旅が出来る今この時。

 当たり前なんて思えないほど、ありがたいキセキだと、身に沁みる。



 ただ一つ、思うことは。。。



 当たり前ですが、




生きてて良かった。















誰にとっても、絶望の淵を垣間見る瞬間がある。 

絶望の淵は、誰かにとっては『絶望』と呼ぶにはまったく論外の幸福なのかもしれない。

ただ、私にとって、過去の一時期、歩んでいた道は、

狭い世間の中、周囲の友の歩んでいた道に比べると

とてつもなく『異質』でドロドロした闇にいるように思えた。




友達の生き様が羨ましくて、憧れで眩しかった。

眩しすぎて、共に歩むことの出来ない自分を嘆いた。

当たり前の事が、当たり前ではなかった。

闇に飲み込まれたときもあった。

小さな6畳間の部屋から嘆き悲しみ、自滅してしまうほうが

『楽かも。。。』と思った時に      


 


   気がついた。




『自分が今、成長していることに、いったいくらのお金が使われたのだろう???』


人生に幻滅し、何もかもに希望を見出せなくなってしまっているのに、

『お金=現金=今まで私自身に投資されたであろう日本国の税金』を思った自分に、

苦笑い。 

自分にうけた。 

自分自身を笑えた。 



絶望してんのに、呆れた。 


偽善者で、エゴの固まりだっ!。



自分自身をそう思ったら(気がついたら?)、今という時間を嘆き悲しむことに費やして、

自分を見失うことがとてつもなく。。。。


あっほらしいぃ~! もったいな~いっ!!!

と思えた。


 もったいないほどに、悩み落ち込んだ時間だったけど、

 そのことに気がつかされたのも、もったいないと思える時間の中だった。

 考えることも、悩みまくることも、きっと大事。

 壁にぶち当たり、思考が止まるぎりぎりの、『その中に』 答えがきっと見えてくる。

 ぎりぎりの手前で、自分(あなた)を救ってあげれるのは、自分(あなた)の中の一番星。。。

 見ようとしなければ見つけれらない、大切な光




自分勝手といわれようが、

私は今を生きる。

そして、運命を信じ、出会いを信じる。


    私は、あなたに出会えて幸せだ。


 そう思える人にこれからも出会うために、旅をし、生きていく。

 人生は旅。

 旅に出る事が旅ではなく、生きることがきっと旅なんだ
  

 


 呼吸をし 空気を胸に入れ込んだ時

 肌で感じる 


 風 


 匂い

 懐かしかったり 新鮮だったり

 不快だったり 異質だったり


 五感で感じよう 


 呼吸をする限り


   


 これからも


     



 

 


 



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