ワイドショーで放送されていますが
沈没した韓国旅客船
高校生ら約300人の死亡・行方不明者を出した韓国旅客船「セウォル号」
その船が日本で製造されたことは韓国で大きく報じられました。
しかし製造責任を問う声はあがらず
逆に
日本人船長らの乗員の行動に注目が集まっているようです。
日本でおきた高波による同型船の事故で、乗員の救助行動
最後まで船にとどまって全員救助されたことを
確認後に最後に脱出した船長
でも
それって当り前のことです。
いまになって
韓国旅客船乗員に安全指導せず?訓練もせず?
信じられないことが
無事に救助された乗員の発言から明らかにされつつあります。
飛行機は船と同じように救難訓練を行います。
90秒脱出
飛行機から全乗客を90秒で脱出させる訓練です。
客室乗務員の仕事
それは
「サービス要員」と「保安要員」
機内において乗客に対しさまざまなサービスを担当する職種の客室乗務員
また保安要員として乗客の命を預かることをはじめ、幅広い任務が要求される責任のある仕事です。
サービス要員として接客にあたる、飲み物と食事、免税品の販売、入国書類や税関の書類の案内などが思い浮かぶところだと思います。
ですが、あまり目立たないところで 空の安全を守っています。
実際合格して訓練に入ると、ほとんどの時間が「保安要員」としての訓練に費やされます。
チェックアウトしても
(チェックアウトとは訓練所でのすべての試験に合格して、訓練生としてフライトし、そのチェックも合格して一人前にフライトできた日をいいます。)
年に一度
救難訓練を受講します。
JALの場合
誕生月にスケジュールが入ります。
私は5月生まれなので
今頃は救難訓練に備えてマニュアルと格闘し始めていると思います。
この訓練は筆記90点以上(もしかしたら80点だったかも?)とらなくては合格とならず、受かるまではフライトすることができません。
また実技訓練も相当厳しいものがあります。
この訓練
世界中の客室乗務員が、多分同じ苦労をしてると思います。
本来の職務は保安要員なんだから当然のことではありますが。
毎回
毎フライト
セーフティファースト
アサインされたポジションの安全確認は徹底的に行います。
緊急脱出の際の訓練は十分行っています。
離陸前にジャンプシート(乗務員用の椅子)着席時
頭の中でいろんなシュミレーションしているんです。
離陸3分着陸8分
航空機事故の多くは離陸時の3分、及び着陸時 の11分の間に起こることが多いことから
クリティカル‐イレブンミニッツ 【critical eleven minutes】 と言われます。
それに備えてシュミレーションをするのです。
私はほとんど国際線だったので1日1フライトですが、国内線の乗務員は1日に3,4回も離着陸を繰り返すわけです。
精神を集中することは大変なことだと思います。
でもそれがプロフェッショナル
当然のこと
だから
今回の韓国旅客船事故は本当に信じられない。
乗員に安全指導せず?訓練もせず?
それが真実なら
船会社の責任は相当重い!
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沈没した韓国旅客船
高校生ら約300人の死亡・行方不明者を出した韓国旅客船「セウォル号」
その船が日本で製造されたことは韓国で大きく報じられました。
しかし製造責任を問う声はあがらず
逆に
日本人船長らの乗員の行動に注目が集まっているようです。
日本でおきた高波による同型船の事故で、乗員の救助行動
最後まで船にとどまって全員救助されたことを
確認後に最後に脱出した船長
でも
それって当り前のことです。
いまになって
韓国旅客船乗員に安全指導せず?訓練もせず?
信じられないことが
無事に救助された乗員の発言から明らかにされつつあります。
飛行機は船と同じように救難訓練を行います。
90秒脱出
飛行機から全乗客を90秒で脱出させる訓練です。
客室乗務員の仕事
それは
「サービス要員」と「保安要員」
機内において乗客に対しさまざまなサービスを担当する職種の客室乗務員
また保安要員として乗客の命を預かることをはじめ、幅広い任務が要求される責任のある仕事です。
サービス要員として接客にあたる、飲み物と食事、免税品の販売、入国書類や税関の書類の案内などが思い浮かぶところだと思います。
ですが、あまり目立たないところで 空の安全を守っています。
実際合格して訓練に入ると、ほとんどの時間が「保安要員」としての訓練に費やされます。
チェックアウトしても
(チェックアウトとは訓練所でのすべての試験に合格して、訓練生としてフライトし、そのチェックも合格して一人前にフライトできた日をいいます。)
年に一度
救難訓練を受講します。
JALの場合
誕生月にスケジュールが入ります。
私は5月生まれなので
今頃は救難訓練に備えてマニュアルと格闘し始めていると思います。
この訓練は筆記90点以上(もしかしたら80点だったかも?)とらなくては合格とならず、受かるまではフライトすることができません。
また実技訓練も相当厳しいものがあります。
この訓練
世界中の客室乗務員が、多分同じ苦労をしてると思います。
本来の職務は保安要員なんだから当然のことではありますが。
毎回
毎フライト
セーフティファースト
アサインされたポジションの安全確認は徹底的に行います。
緊急脱出の際の訓練は十分行っています。
離陸前にジャンプシート(乗務員用の椅子)着席時
頭の中でいろんなシュミレーションしているんです。
離陸3分着陸8分
航空機事故の多くは離陸時の3分、及び着陸時 の11分の間に起こることが多いことから
クリティカル‐イレブンミニッツ 【critical eleven minutes】 と言われます。
それに備えてシュミレーションをするのです。
私はほとんど国際線だったので1日1フライトですが、国内線の乗務員は1日に3,4回も離着陸を繰り返すわけです。
精神を集中することは大変なことだと思います。
でもそれがプロフェッショナル
当然のこと
だから
今回の韓国旅客船事故は本当に信じられない。
乗員に安全指導せず?訓練もせず?
それが真実なら
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よくわかりました
人の命の重要性が全く認識されてない今回の事故であり
積載量などを考えると、やむを得ない事故だったとは到底思えませんでした
自分のブログを書くのに夢中でかっつんにはご無沙汰しています。
さっそく訪問したいと思います。
どんなに訓練しても常にシュミレーションをしていないと発揮できない。絶対パニックになってはいけない。
人の命を預かっているという意識を常に持っています。
地上で安全点検をしていてちょっとでもおかしいと思ったら整備の人を呼んで納得するまで点検してもらう。
心肺蘇生法やAEDの使い方も慣れている。
仕事を辞めても役に立つと思ってるけど、幸い今まで遭遇していませんが。
でも韓国って不思議な国ですね。