シャンパンブレイク

30年以上JAL国際線客室乗務員としてフライトし現在癌の治療中。お酒大好き旅が大好き趣味はランニング~

サモトラケのニケ

2013年04月24日 | 旅行
サワディカ~

このところずっとプーケットは抜けるように青い空

心地よい風

素晴らしい夕日

何回見ても感動します。

さて

またまたパリのお話

今回4回も訪れたルーブル美術館



世界3大美術館の一つ、ルーブル美術館の至宝

それは
ミロのビーナスでもモナリザでもありません。
サモトラケのニケだと思います。




その訳は、ミロのビーナスもモナリザも国外に、そう日本にも貸し出されたことがあります。

しかし

ニケの像はルーブルを出たことは今までありません。

サモトラケのニケは台座を入れて高さ3・28メートル。

船の舳先(へさき)に天から舞い降りた瞬間を表現した女神の彫刻。

腰には厚手のドレープが巻かれています。

そして胸元は薄い生地だけで透けていて身体の線が繊細でとても美しいと思います。




ニケは、古代ギリシャのロードス島の人々がシリア軍と戦って勝利した記念に、紀元前190年ころに神殿に祀ったといわれています。

エーゲ海から吹き上げる風を受けて降り立った姿が、衣服の流れで伝わってきます。

右足を前に、上半身をややねじる動きなどが特徴です。

ギリシャ・ヘレニズム文化の最高傑作の一つといわれています。

発見されたサモトラケ島はギリシャ・エーゲ海の北東部にありました。

1863年にエーゲ海を見下ろす丘の泉の一角で、フランスの考古学者によって無数の破片として発見されたそうです。

当時のフランス領事は、その破片ごとルーブルに送りました。

胴体部だけで118個。それをジグソーパズルのように組み合わせて補強されました。

1870年には翼のない胴体から下のみの像で展示されたこともあるそうです。




 
ルーブル美術館は三つの翼(館)からなっています。

リヴォリ通りに面するリシュリュー翼
セーヌ川に並行して長いグランド・ギャラリーを持つドノン翼
そして中央にはかつて王宮であったシュリー翼が"コの字"状に構えています。




ニケの像はドノン翼の2階に上がる階段のてっぺんにいます。





何度見ても圧倒される迫力と力強さ

写真がうまく取れていないのが残念(カメラが壊れて)

また行かなきゃ~
パリ



美術・芸術をふたたびみることができました。
何度も感動し、目の保養にもなりました~

パリの後にプーケット

もうすぐここプーケットにも別れを告げる日が近づいてきました。

長い旅でしたが本当に充実した日々でした。

ちょっと時差がきつかったけれど・・・・・・・






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