これまでの予想よりずっと早く韓国の健康保険基金が枯渇するぞ、という警告が出ました。このままなら2028年に破綻するそうです。
韓国は長く検診後進国といわれていました。そこで政府主導でメディアも巻き込んだ乳がん、子宮頸がん、結腸がん、肝臓がんの検診が始まったのが1999年のこと。そのとき、オプションとして甲状腺がん検診も受けられることになりました。
超音波での検査はくすぐったいくらいで身体に大きな負担もなく、追加料金も3000〜5000円ほどとお手頃だったので多くの人がオプションに加えます。
がん検診のオプションに入れられる前の甲状腺がんの患者数は年間1000人程度。それが2011年にはその約15倍もの方が「甲状腺がん」と診断されるようになりました。当然、治療を受ける人も激増します。
韓国の甲状腺がんの治療ガイドラインでは、腫瘍が1センチ以下の場合は切らないと示していましたが、がんが見つかれば切って取り除いてほしくなるのは人情です。5ミリ程度の腫瘍であっても、ほぼ半数の患者さんが手術で取り除くことを希望しました。
しかしながら、死亡率に変化はありませんでした。つまり、手術してもしなくても死亡に関係のない完全なる過剰診断が横行してしまったわけです。日本もそうですね。
よく癌は早期発見と言われますが、早期とは早く発見した癌ということではなく、早期のまま変化していない癌ということです。わたしの胃がんも早期で転移もなく部位は胃カメラではっきりとわかりました。
【ゆっくり解説】韓国の健康保険制度があと5年で崩壊することが判明!
絶対に生活保護目当てに日本に来てほしくありませんね。