ここに以前は生活の場があったと推測出来るような里山の荒地に
スイセン・ジキタリス・フクジュソウの花々が、咲いていることがある、
その1つにアヤメもあり、
群生している姿は、こんなところにもったいない気がする。
また時期になると、以前たんぼだったろう湿地にノハナショウブも見られる。
その湿地もヨシなど徐々に背の高い草で覆われるようになり、もうこのまま放置田となるのか、
ツルフジバカマもあり、それを食草とする下手な飛び方をする蝶もたまに飛んでいる。
ここから先はすれ違いもできない田畑の中の作業道が続き、
いかにも里山の味わいが感じられるところである。