近頃、建設現場で“アレッ?”と驚くことがあります。
敷地を整地して、シートを張って、その上にべた基礎を造って行くのです。
当社では、基礎工事はまず土を掘る土工事から始まります。
(地盤が弱い場合には地盤改良や杭工事からです。)
柱が立つ土台の下は、基礎も掘り下げて頑丈に造る為に、捨てコンをして栗石
を敷いた上に基礎を造って行きます。
建売の物件やハウスメーカーの工事を見ていると敷地を平らにして、いきなり
基礎を造るのを目にし、これは工事価格の減額にも成るので、今日の競争社会では
次々にこの方法が広まって行くのは目に見えています。
べた基礎になり、お盆の上に家を乗せている感覚なので、こう云う方法も“あり”
なのかと実は私も思い始めていました。
そこへ先日のつくば市などで被害が甚大だった竜巻で、茨城の住宅が基礎からめくれた
様に倒れている映像をテレビで見ました。
家が敷地から引き剥がされ、基礎の裏側が見えていました。
やはり、基礎を造る時は、地面を掘り下げて、土地との粘着性と強度を確保する
事が必要なのです。
当たり前の事が忘れ去られる今日この頃ですが、見えない所、基礎や土台を
大切に考える事を忘れてはいけないという事です。
敷地を整地して、シートを張って、その上にべた基礎を造って行くのです。
当社では、基礎工事はまず土を掘る土工事から始まります。
(地盤が弱い場合には地盤改良や杭工事からです。)
柱が立つ土台の下は、基礎も掘り下げて頑丈に造る為に、捨てコンをして栗石
を敷いた上に基礎を造って行きます。
建売の物件やハウスメーカーの工事を見ていると敷地を平らにして、いきなり
基礎を造るのを目にし、これは工事価格の減額にも成るので、今日の競争社会では
次々にこの方法が広まって行くのは目に見えています。
べた基礎になり、お盆の上に家を乗せている感覚なので、こう云う方法も“あり”
なのかと実は私も思い始めていました。
そこへ先日のつくば市などで被害が甚大だった竜巻で、茨城の住宅が基礎からめくれた
様に倒れている映像をテレビで見ました。
家が敷地から引き剥がされ、基礎の裏側が見えていました。
やはり、基礎を造る時は、地面を掘り下げて、土地との粘着性と強度を確保する
事が必要なのです。
当たり前の事が忘れ去られる今日この頃ですが、見えない所、基礎や土台を
大切に考える事を忘れてはいけないという事です。