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気持ちを届ける会 代表の日記

フードバンクという名称を使わないで欲しいという要望について

成人するまで衣食に困ったことはお陰様でありませんでした。
しかし、人として生きる道は曲がりくねったジェットコースターのような人生を過ごしてきた、恥の多い代表の私です。私には安定した生活やまっすぐな人生というのが理解できないのです。

先日、市民活動センターを通じてどこの理事がフードバンクと言う名称を使うのやめていただきたいと言うご意見を頂戴しました。

組織を持つと言う事は大きくなればなるほど打算や利害関係が増えてくるようです。
有名になればなるほど、最初は自由に理想に邁進していたことができなくなるばかりか、他人の目まで気にしなければならなくなるようです。これは目的を見失って不自由になった、と言えるのではないでしょうか。

ご意見を頂戴してから一ヶ月ほど私は考えました。
NPOや会社にとってお客様は誰なんでしょう。
私なりの答えは、理事にとってお客様は寄付をしてくれる企業や個人。

事務局にとってお客様は、現場で働いてくれる人。

現場にとってはお客様は寄付を受け取る個人。

そうすると、フードバンクという名称を使わないで欲しいというのは、NPO活動とは違うと思います。



部会名ですが、フードバンク静岡を使用して、支援の届かないところに、写真のように児童養護施設などの社会インフラに向け、フードバンク支援など、我々の道を進みます。


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