介護の仕事に持たれがちなイメージ

介護職はつらいものというイメージは、介護の仕事に就いていない人にとっても共通認識でしょう。

なぜつらいのかを考えてみると、そこには様々な理由があります。

つらい理由としてよく挙げられるのが、人間関係、そして勤務内容のつらさです。

人間関係に関しては、利用者とのコミュニケーションがうまくいかないという理由もあるかもしれませんが、同じ職場の人間とうまくいかないという問題もあります。

これは違う職場でも言えることですが、同じ職場の人で気が合わなければ、それはかなり大きなストレスになるものです。

気が合わない人というのは、どこにでも存在するため、そこを乗り切るには良い距離感を取るしかありません。

また、介護現場はイメージしているよりも肉体労働が多く、それ故に腰や肩を痛める介護士は多くいます。

高齢者を抱えたり、荷物を運んだりと様々な役目を介護士は担っているため、ダメージが体に負担が蓄積しやすい傾向にあります。

他にも、夜勤という働き方が肌に合わないという人もいるでしょう。

介護士のすべてが夜勤で働くわけではありませんが、基本的に施設では夜勤ありのシフトで動くことになるため、シフト次第では夜勤が集中する場合もあります。

夜勤が続けば当然、日々の生活リズムが大きく崩れてしまいます。

それが負担となり体を壊してしまう介護士もいるため、日々のケアは重要です。

介護職の大変な点を挙げましたが、実際にはやりがいがあるのも事実です。

さらに、高齢化の影響で需要が高いため、介護の経験を持っていれば仕事に困ることはないと言っても過言ではありません。

そういった理由から、どんなにきついイメージであろうとも、介護職に興味をもっている人もいるでしょう。

介護職に対する志を持つのは素晴らしいことですが、やはり理想だけでできる仕事ではありません。

そのため、どんなきつい部分があるのか、そして反対にどんなやりがいがあるのかを調べておいた方がベターです。
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