~萎れても棘で面子を保つ薔薇~
季節ごと今を盛りに咲いている花も当然・・人間と同じ何時までもピンシャンと美しさを保っては居られない・・それどころか・・あんなに綺麗だった花なのに無惨な姿に・・・此れは盛者必衰・・仕方の無い決めらた定め、若い頃は自分が老いることなど微塵も想像すら出来なかったけれど60歳も近く為ると自分の衰えは少しづつホンの微量に忍び寄って来ている事を自覚できる・・嗚呼・・これだ!!父や母の年齢まで未だ25年あるわけだが二人の遺した生きた証と同じものが私にも残せるだろうか・・いや私は私為りでいいのだから・・薔薇が萎れても・・「私は痩せても枯れても薔薇よ!!」と誇らしげな??トゲを遺すように・・ボツボツ何を自分の面子として遺すか・・計画を練り始める節目に差し掛かった気がしています、今日も美容院に行って来ましたが其処のママが私と同い年・・子供も大体同じ・・一緒にPTA活動などもやった人なので・・そんな話をしながら改めてこれからの自分を考えるお互いに年齢に為ってきた事ヲ自覚しました。
皆様こんにちは・・4月に入っても中々春らしくならない毎日・・それでも自然は正直に・・鶯の声や桜の開花など・・ちゃんと忘れずに春を届けてくれていますね。
先月の末にお約束した豊橋番傘の定例句会の結果・・好句を下記にご紹介いたします。
24年4月号より抜粋・・・尚 好句往来は・・新葉館出版ー川柳ブログ 鈴木順子さんでご覧いただけます。
http://shinyokan.ne.jp/senryu-blog/
2月号近詠より・・寺部水川選・推薦句
・ 福は内だけ大声で言ったけど 山田 優
・ 嫁姑包容力でバトル解け 山本三樹夫
・ 家族みな親父が背負い耐えてきた 脇田 雅美
・ キッチンに立っても湯しか沸かせない 縣 さだ彦
・ 雑草のようだと若さ褒められる 油谷 克己
・ しあわせを こぼさぬように手を広げ 伊藤 紀擁子
・ 夢追って買い続けてるジャンボ籤 稲垣豊光
・ 直らない悲しいときも笑う癖 尾崎千津子
・ 踏まれても花は香りを忘れない 加藤 逸笑
・ ユニクロと大の仲良し退職後 河合 久子
・ 言いなれた言葉通じる長電話 櫻井 トシ
・ アルコール今日一日の毒を消す 澁谷 さくら
・ 取り敢えず現状維持をキープする 鈴木 かずお
・ 一言があまりに深い穴を掘る 高柳 関雲
・ みな帰り元の静けさ老い二人 田中 咲子
・ 人生のゴールに飾る花探す 田中孝子
・ マンネリに違う扉をノックする 藤原 緑郎
私の入選句は
・いつの間に二人で一つそう気づく〔夫婦〕
・謎解きに磨く心の顕微鏡〔謎〕・・・でした。
私の好きな句
・神前の誓いが噓のつき始め 東山
・湯たんぽを取り合う温い夫婦仲 雅美
・夕陽落つ今日が重たい噓の数 一舟
・西日でも冬の陽射しは有り難い 水川
・落日の中をのんびり露天風呂 健作
ミチコさん好い句を創りますね。
今が育ち盛りかも、、、、、、
豊橋の柳誌からミチコさんが抜粋しても好いと
思いました。
岡部さんの様に出来たらもっといいのですがチョッと時間が有りませんので・・こんな形になりましたが。
そうですね・・自分の好きな句も載せてみますね。4月一杯くらいは忙しいので又ゆっくりと載せ方も考えて見ます。又ドシドシご意見を書き込んでくださいませ。ありがとうございました。