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教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

新幹線殺傷事件

2018年06月11日 | 日記

新幹線殺傷事件・・・・・。昨日のブログ・・・・・。

・・・・・愛の本質は「与えること」と「世話をすること」。こどもが、生物の性質から人間性を持った動物に進むには、たんに学習の能力の結果だけでは説明できない。それは奇跡でもある。その奇跡は、ヒトの進化とともにあり発達し、何世代もが引き継ぎ、平和や絆、そして愛と呼び、人間文化を支持してきた主要なもである。それは生まれてからすぐに発達するように設計されており、十分に吸収し蓄え、そしてついには「与える能力」を建設する。たぶん、この過程を失ってしまうと、こどもは自己中心的となり、自分自身の知っている唯一の世界だけを意識し、そして、そのことだけにしか関心をもてなくなってしまうのだろう。

・・・・・おそらくそんなこどもは自分の殻から抜け出すことが難しくなり、そんな中で自らを守り、そしてもし彼の中にとどくものがあったとしても、それは彼をとりまく世界からのかすかな反響音でしかないだろう。とはいえ、彼の愛への欲求はけして消えることはない。その渇きはずっと残り、結局、誤解を受けがちなそういった人は、しばしば自分のうちに感じている空白の部分を、権力や金や暴力、暴飲暴食などといった「代用品」でうめあわせしようとする。このような人たちは、空白をうめる過程でしばしば他人を混乱させる。そして混乱する人たちは、愛の本質、「与えること」と「世話をすること」を身に付けているから混乱する。

これはほぼ私が尊敬する人類学者の書籍の一部だが、まさに的を得ている・・・・・。

 

こういった事件の基本的対策は、愛情の在り方にある。そうなってしまう前の愛情の在り方にある。これはけして結果論ではない。通常行われる当たり前の過程である。おろそかにしているのは、階級、貧困、人種、強者弱者、そしてカースト制、父権制を信じているわずかな者たちだ。じゃなくてはこんな言葉、でるはずがないだろ!

 

父親:「亡くなった人、ケガをした人の家族に対しては大変申し訳ない。それに対して彼がどう行動を起こせるのか見守っていきたいです」

こんな事件を起こしてまで、他人まかせ、事件とは関係ない自分がいる。

母親:「1年足らずで仕事を辞め、かなりの自信喪失で自殺をほのめかすようになった」

母親に助けを求め、甘えようとしていることの気付いていない。

祖父母:「人に危害を加えることはなかった。事件を起こしたことが信じられない」「おとなしく静かな子だった。自分を否定することが多く、人間関係に悩んでいた」

祖父母は悩んでいた子を守るために行った行動。彼は本心を簡単に打ち明けられる存在だが、解決は望めない存在だった。

 

 

・・・・・これは子殺しではなく、孫を生き死にさせる悲しい事件なんだよ。愛情の発達の過程を欠いた暮らしがあるという、事実なんだ。


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