教科書やマニアルにはない考え方。

これはいずれ本を書くためのメモみたいなものなので、理解不能・誤字脱字でいっぱいです(^▽^;)

驚く心

2018年07月10日 | 日記

好奇心とほぼ対をなしている「驚き」は、こどもに典型的な特徴です。好奇心をあおり、知る、学ぶを発動させるスイッチといってもいいでしょう。特に「驚く心」は、気分の高揚と関係がありますから、「驚く心」から発動した好奇心は、専門的分野への入門であったり、何かと何かを結合させた新しい分野であったり、まさに新しい発見であったり、自身を満たし他者に貢献するような本来の仕事を身につけてゆくでしょう。「驚く心」は、私たちがけして失うことのない性質です。しかし私たちは、平穏で安定した暮らしを求めがちになり、将来のこどものためと、統計的な手段をこどもたちに押しつけがちになってしまいます。しかし、安定は不安定の中で創られるものです。不安定の中で可能性は輝くものです。色々な事に不思議を感じ、あらゆるものが始まりで、あらゆるものが新しいこどもたちにとって、安定などには全く興味がありません。生まれながら持っているすべてのものを使い、ゆるされる限りの経験を望んでいるのです。私たちは彼らをただ大人にするのではなく、彼ら一人一人がみせる優れた特徴を支え、励まさなくてはなりません。それは骨の折れる仕事でしょう。しかし、こども同士は相手の優れた特徴をしっかり認め、励まし、時に貶し、受け入れ合います。こどもにできて、私たちにできないはずがありません。私たちの中にもまだ、こどもの特徴が住んでいます。何度も言いますが、私たちは、こどもの特徴を成長、発達させただけの大人なのです。

教育は言葉だけではありません。自身を満たし、他者に貢献するような本来の仕事に務める態度も教育なのです。


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