メタトレーダーで自動売買②

メタトレーダー（MT4）では資金を投入してEAを運用する前に、バックテストで検証することもできます。

できることは、過去の相場データと照らし合わせて、どんな成績を残したのか調べることが可能です。とはいえ、あくまでも過去の成績であり、現在の相場で同じ成績を出せるとは限らないので注意は必要です。

バックテストだけではうまく検証できないという方には、フォワードテストを行うことをお勧めしています。


フォワードテストは過去の実績ではなく、将来の相場データを使用して検証することができます。

たとえば過去10年の相場データがあるとしたら、まず8年でバックテストを行い、残りの2年でフォワードテストを行います。

残りの2年は、実際には過去のデータですが未来のデータとして検証することができます。一般的にはバックテストよりフォワードテストのほうが成績が落ちる傾向があります。

インジケーターやEAによってはレンジ相場が得意だったり、大きな変動がある相場が得意だったり、得意不得意があります。そこで相場状況に応じて得意なものを選んで自動売買するのが得策です。

デイトレードに自動売買を導入してしまうと、基本的にほったらかしで楽に取引できています。一度自動売買に慣れてしまうと本当に楽なのでぜひお使いください。

ちなみに、メタトレーダーに対応しているFX会社は国内なので、海外FX会社のようにハイレバレッジは掛けられませんが、出金トラブルの心配もありませんし、全額信託保全だから安心して資産を預けられるのがいいですね。