ピッチとふうとみけ+Choco.

心をこめて名前を呼ぶわけ@小田原座学 ~20130811~

昨日、チャーリーママさんの座学に行ってきました。
小田原も久しぶりです。しかも猛暑を通り越して酷暑でした

この日のテーマは
CDS基礎の基礎=古典的条件づけ


今日もアシスタントのポチ♀ちゃんは大活躍!



その究極が名前を呼んでおやつです。
今回はこの部分に時間をたっぷり使って、お話がありました。

トレーニングをやったことがある人のほうがわかりにくいかもしれません。
なぜなら、「おやつ」といえば「ご褒美、報酬」と位置づけられているから。
結果、「毎回やらなくても・・・」とか「ぬいていく」という発想が生まれるから。

陽性強化のしつけ教室では・・・
いいこと(正解)→ ごほうびでいいことが増えると考えるわけなので
人にとって間違った行動(期待した行動でない)を犬がとる →
→ ごほうびなし、しかも罰(NO!)があったりする。

服従訓練系では・・・
ほめることはあっても、よ~く見ているとことさら間違えさせて
そこをリードショックなどを使って、間違いをわからせ
痛い目にあいたくなければ間違えるなという方法にしか見えない。
正しいことを「これだよ」とは教えてあげていない気がする。
(ワタシの経験ではないので、あくまで個人的感想ですが。)


この考え方をリセットしないと、「名前を呼んでおやつ」の本質がわからないと思います。
 犬になにも行動をさせない。感情を整える ここが重要。

これを踏まえて・・・
この場合の「おやつ」は「犬にとってうれしいものの代表でありうれしいもののひとつ」
だからその犬が「うれしい」と感じるものなら「おやつに限らない」
「いい子」だって「そうそう♪」だっていいわけ。おやつ≠ごほうびだからね。
・・・ってことは、「名前」も「名前」だけに限らない。
「インターセプト」だって「ガッチャエクササイズ」だって可能になっちゃう。


そうやって、「犬にとってうれしいものをいっぱい増やしていく」と、同時に
とっさのときにも「飼い主の声を聞くとなんかうれしい、安心する」と犬が思えるように
普段からチャージングし続けておく。
「おやつ」は「うれしいこと」なんだから減らす、やめるという捉え方にはならないはず。
また声だけじゃなくて、「インターセプト」「ガッチャエクササイズ」など
犬にとって「なにそれ?」ってイラっとしそうなことであってもそういうことでさえ、
犬にとってうれしいことと転換できるように普段からチャージングし続けておく。
チャージング、犬にとってもだけれど飼い主のワタシたちにとってもとっさのときに
その行動が出せるというメリットもあるわけ。



ヒトにとって犬の問題行動について、
目に見える行動の対策ばかりが取りざたされているけれど、
行動の奥には、犬にとって恐怖やおびえ、不安があるわけだから
犬の心を思い、原因を取り除いてあげることでおのずとその行動が減ってくる。
このチャーリーママさんの考え方は正しいし、ヒトにも犬にもやさしいですよね。
ケアということばがピッタリ♪
目に見える行動だけをなんとかしようとすれば、どうしても罰を使って即効性を
ねらってしまうけれど、恐怖、おびえ、不安は解消されていないわけだから
同じ行動は何度もおきる。
そしてそのたび罰は増幅し、犬の恐怖も増幅する。
最終的には爆発か、そこから逃れるために無気力になる。
そのどちらも犬にもヒトにも幸せじゃない。
なぜ犬を飼うのか・・・犬のしあわせな顔をみていたい。
自分もそういう犬をみて幸せだなぁと感じたい。
罰でない、罰のない正の弱化
与えることを惜しんじゃいけないんだ!



チャーリーママさんのトレーニングがわかる記事から


時々チャーリーママさんのブログから個人的にお勧めの記事をご紹介したいと思います♪

ランキングに参加中です。ポチっとしていただけるとうれしいです♬

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「*座学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事