今回は出囃子が似合いそうな舞台付お座敷でした。
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前期のまとめがテーマでしたが、トレーナーの方の参加もあったので
ママさんのトレーニングに対する考えと思いについてもお話がありました。
ママさんからの質問、家庭犬である愛犬にどうあってほしいか?
笑顔でいてほしい、健康でいてほしい・・・という答えも出ましたが、
ママさんからの問いの答えは・・・
寝ていてほしい、何かしないでほしいでした。
当たり前のようだけど奥深い・・・。
また、
すべての底辺にある犬にとっての生命の安全とは・・・
種が違うからこそ、犬が犬として当たり前の行動をヒトの都合で変えるためには
犬が感じる生命の安全を確保した上で
欲求は満たし、
思いやること、
警戒させないこと、
無理を強いないこと、
無理かな?と思ったら、一歩引いて考えてみることも大切。
急がないこと、
必ずいつかはできると・・・続けること。
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犬は自分で考え、観察して今すべきことをわかるようになる。
そして落ち着き、リラックスできるようになる。
そして落ち着き、リラックスできるようになる。
チャーリー組で学んでいる方たちは、みんなここを目指して日々取り組み中
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犬の成長過程のお話の中では、
いろいろと問題と思われる犬の行動は、成長の証でもある。
社会化期のおわりのころに出てくる攻撃的な行動。
おびえて警戒するから怒りやすくなるとき、
警戒心→(不快感)→おびえ→怒り→攻撃的な行動(唸り)
↑この部分のケア必要 ↑
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目の前の攻撃的な行動だけを捉えて警戒心から怖がっている犬をしかってはいけない。
原因となっている警戒心・おびえに対するケアは・・・
「大丈夫よ♪」=安心感=このヒトは大丈夫と犬に伝えること。
欲=もともと犬が持っているものは、抑えずに折り合いをつけることが大切。
チャーリーママさんのトレーニングは、犬が何かをしないでいるトレーニングです。
困った行動を直すためにだって、犬にいやな思いをさせないし
行動させる必要がない=落ち着かせてあげるトレーニングです。
これには犬の行動や犬のシグナルを受け止める飼い主力も必要になるわけです。
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うまくグッパーできれば、前に行けなくたって犬は不快に思わない。
インターセプトも、犬の対象物への集中を介入することで遮断し
結果犬が落ち着くことを目指す。
チャーリーママさんはこうもおっしゃっていました。
問題行動を治すトレーニングで、たとえその問題がでなくなったとしても
それがもし犬にとって痛みを伴うものだったり、飼い主が辛い気持ちになるような
方法だとしたら、その方法にはNO!ですよね。
だって犬もヒトも幸せじゃない。
どんなに大きな悩みであっても、犬もヒトもリラックスできる方法でトレーニングしましょう。
そして、
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choco.が家に来たころの我が家のトレーニングは、
陽性強化のトレーニングだったけれど、なぜやったかといえば
「おりこうさんな犬」になってほしいと心から思っていたからです。
そしておりこうさんとは、「飼い主の言うことを聞くこと」「飼い主のコマンドに従うこと」
こちらの要求ばかりchoco.に押し付けていたなぁ。
トレーニングは行動を伴う「オペラント条件付け」でしたから
犬に何かをさせようとばかり考えていました。
結果、なにか問題行動があったときには「お座りさせて、行動を止める」方法でした。
たとえば、お座りすれば、飛び掛れない・・・という理屈。
でも興奮している犬にお座りできるはずはなく、行動を止めることもできない。
お座りすれば興奮が収まる、じゃなくてお座りできるように興奮を鎮めるには・・・
今だったらわかるけど。
それに、おやつほしさにキューを出されていないのに座ったり、伏せたりすることも多かった。
キューを出していないから報酬はないわけでそんなときあれこれできることをやったりして、
かえって落ち着きがなかったなぁ。
この日は舞台上で、
犬にひっぱられてリードが張りそうになったとき、
止める?
張らないように走ってついていく?
・・・のワークショップや
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犬の気持ちを知るにはハーネス体験から・・・ユニママさん
ヴィベケさんのセミナーに参加されたトレーナーさんからの情報として
コペンハーゲンのペットショップの店員さんによるよいハーネスの選び方。
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ぽち♀ちゃんはバッチリですが、
違う中身がつまっている生身のわんこさんは・・・シルク・ド・ソレイユの団員ではないから・・・。
・・・といった情報交換の場もありました。
この日、「吠え」についてもお話があったのですが、
ワタシの取り組みにもかかわるものなので、続きます。