日を追うごとにオテンバぶりが露呈されつつあるにゃんぼろーさん。
我が家はキッチン以外オール和室。
窓には当然障子があり、スキあらば障子枠に手足をかけて登ろうとします。
↑バッチリ残っているにゃんぼろーさんの爪痕(笑)
まぁ、猫を室内で飼う時点で覚悟はしていましたけどね(^_^;)
最近は電気コードにも興味を持ち始めたらしくガジガジするようになってきて、こりゃあ感電でもしたら大変だと思い、電気コードを保護するプラスチック製のスパイラルコードと電気絶縁用テープを買ってきました。
そしてその夜、私と旦那の想像を上回る事件発生!
いつものように夜食にカリカリを食べ、すっきりおトイレも済ませた様子のにゃんぼろーさん。
用を足したらなるべく早いうちに消臭しないとニオイが部屋中に広がってしまうので、消臭処理のためにおトイレに向かったところ…。
にゃ、にゃんぼろーさんのお尻からなんか白いのが出てるぅー!!((((;゜Д゜)))
しかもチョロっとなんてもんじゃなく50cmは確実にある。
オヤツにあげた鶏のササミが消化しきれなくてそのまま出てきたのかと一瞬考えましたが、そんな巨大なササミをあげた覚えはない(笑)
もしかして脱腸とか?
そしたらエライコッチャ!と慌ててかかりつけの動物病院へ電話してみました。
すでに深夜11:00を過ぎており、もちろん診療時間外でしたが他にどうしようもなく。
幸い意外とすんなり電話に出てくれました。
私「もしもし!猫のお尻から腸みたいなのが出てるんですけどっ」
先生「どのくらいの太さ?何cmくらい出てる?」
私「白くて細長いのが…1m近く」
先生「あーそれね、腸じゃないよ。虫ですね」
後でネットで調べてみたら、ほとんどのノラ猫にはお腹に寄生虫が居るものだということを知りました。
我が家のにゃんぼろーさんが持っていたのは「マンソン裂頭条虫」というものです。
外で生活しているときにカエルやヘビなどを食べるとかかるもので、長いものでは全長2mを超えるらしい。
そのまま放っておけば自然に乾燥して取れるとのことでしたが、このオテンバ娘がじっとしているわけがない。
虫をお尻にくっつけて歩き回ると、かたつむりのように床がテロテロと光る。
その上何日も腸に棲みついていたヤツなので非常にクサイんです(ー ー;)
脱腸ではなくてもこれはこれでエライコッチャ!なので、意を決して虫を引っ張り出すことにしました。
にゃんぼろーさんの好きなパウチのごはんでご機嫌をとり、ビニール手袋をはめていざ!
引っ張っても引っ張っても、にゅるにゅると伸びてなかなかきれいに取れません。
何度か引っ張るうちに1cmくらいお尻に残してちぎれましたΣ(゜д゜lll)ガーン
まあ1cmなら歩いていれば床につくことはないですが、座ったりしたら…(泣)
本人(本猫?)は至って平気そうなので、なんで寝室に入れてもらえないのか分からず部屋の外でニャオニャオ鳴くのがちょっと切なかったですね…。
残った1cmはいつの間にか取れていました。
翌日の日曜は病院が定休日だったので、月曜に虫下しの注射を打ってもらって一件落着。ふぅ~(;^_^A
↑病院へ行く前にくつろぐにゃんぼろーさん。
この後、注射を打たれるなんて夢にも思わなかっただろうなぁ。ごめんね~
私も旦那も過去に猫を飼っていた経験はありますが、お互いこの「マンソン裂頭条虫」は初めての経験でした。
はぁ~、びっくりしたなぁもう(>_<)