1月の終わりに、母親が亡くなった。
もう半年以上、誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していたので、まぁしょうが無いのだが。
取り敢えず、これで私は楽になった。
これは、介護の手間がなくなった(母は最後は要介護度4であった)という事ではなく、どういう事かというと...
昔、タモリと加賀美幸子がNHKでやってたバラエティ番組でゲストの永六輔が語っていた話。
永六輔の知り合いの男性が亡くなった。
この人には一人娘が居た。
通夜に現れた男性が「いやぁ、良かった良かった」と言っている。
何を不謹慎なと、理由を聞くと、この男性が言った言葉。
「一人娘を亡くした父親にかける言葉はないが、父親を無くした一人娘にかける言葉はある」
と言うことで、一人っ子だった私は、
子供の頃から、親よりも自分が先に死んでしまった場合の親の気持ちを考えると、何があっても発生させてはいけないと思ってきたので、
父は既に、23年前に鬼籍に入っているで、これで、コンプリート。
私は、永久にこの恐怖から解放された訳です。
と言うことで、もらった香典は、ユニセフに寄付して、はい終わり。
です。
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