メジャーリーグビデオ判定の適用範囲が大幅に拡大

メジャーリーグ機構は現地16日、ビデオ判定の適用範囲を大幅に拡大することを発表した。オーナー会議で全30球団が満場一致で承認している。

　昨季まで本塁打の判定に限定されていたビデオ判定だが、今季からはストライク、ボール判定以外の約90％のプレーに適用範囲が広がることとなった。なお、今季オープン戦の一部の試合から開始される。

　両チームの監督は1試合に1度、審議要求（チャレンジ）することができ、その要求が認められた場合は2度目の審議要求の権利を得る。審議要求は1試合で最大2度までとなる。

　また、各球団はプレーを監視し、チャレンジをするか否かの判断を監督と話し合う人物を雇えることや、ホームチームもロードチームも全ての映像にアクセスでき、カメラのアングルも全球場で統一化されることなどが決まった。

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