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ミーターの大冒険 エピローグ 6 「銀河の希望ポエニッツ号」

2021-06-20 04:54:40 | 小説の解説
6 ミーター君、大変ご苦労でした。アルカディアさんの悲願の第一段がついに無事に完了した。君の働きぶりは見事だった。『銀河の希望ポエニッツ号』の勇姿が物語ってるじゃないか。

 ハニスさんこそ。いろいろ助けて下さって、僕は嬉しかったし、名誉なことだと思います。出来れば、われわれの考えにターミナス政府が理解してくれればよかったんですけどねぇ。

 それは、残念ながら、この政府は腐って来てる。望むらくはない。秘密裏に進める他なかった。
 それにしてもあの母なるダークマターの威力とやら、信じがたいが、賭ける他ないのと言うのかね、ミーター君。

 なにを今さら!きっとアルカディアは間違っていませんよ。ハニスさん。信じてみましょうよ!ドースさんも請け合っていたじゃありませんか。こう言われてたじゃありませんか。

 『三人さん。有り難う。あなたたちの勇気はきっと銀河全体の希望となりますよ!このエキスは培養され、大量生産されて、さらに強固な放射能除染液になります。あとは引き続きアルカディアの意向を完遂して下さい。必要なときは駆けつけますから』と。

 う~む、ミーター君。ドースさんはアルカディアさんとそっくりの美人だったなあ。いつかイオス星で、ラベンダーの温泉に入るのも、悪くないかも知れない。

 ハニスさん、なにを呑気なことを!僕はまっぴらごめんですよ。僕はぬるま湯党ですからね。
 そうだ!『銀河の希望ポエニッツ号』を全表面、ラベンダー色に塗るのを忘れた。

yatcha john s. 『ミーターの大冒険』 エピローグ 6 「 銀河の希望ポエニッツ号 」