とにかく忙しい3日間だった・・・・
目まぐるしく変化する天候。
大雨に打たれたと思えば、小雪舞い。
小雪が舞ったと思えば、薄日が差し。
ついには天気予報を裏切る、どピーカン!!
これぞ有りのままの大自然の姿。
時に厳しく、時に優しく。
天気の神の気まぐれと感じてしまうほどの変わり様。
しかしどっちに転んでも自然はそのままでしかない。
ただただそこにあり続けるのだ。
とか何とか格好の良いことを語ってしまったが、やっぱり雨はきつい。
それが冷たい大雨なんてもっての他。
誰でも避けて通りたい道であろう。
もちろんガイドも然りだ。
「お客さん悲しむかな~ぶつぶつ・・・・」
何て柄にも無くネガティブに。
そんな気持ちを抱きつつ集合場所へ!
しかしそんな不安は会った瞬間に吹き飛んだ。
参加者のお二人は、俄然ハイテンション。
おまけに「雨の上高地もなかなか良いよね~」なんて、嬉しい事言ってくれちゃう始末。
「こうなったら、お二人に最高の上高地をプレゼントしたい!!」
そんな気持ちでツアースタート。
雨は降り止む気配も無く、勢いを保ち続ける。
雨音は容赦なくヤッケを叩く。
そんな半日が続いた。
お昼はいつも通りの小梨平キャンプ場。
雨のせいもあり、河童橋はスルー。
炊事場の屋根の下でおにぎりをモグモグ。
こころなしか、皆うつむき加減。
しかし、この時から天候が変わりだした・・・・
大雨は小雨となり、ついには小雪となって上高地に舞い降り始めたのだ!!
一同から歓声が上がる。
「これはひょっとすると、ひょっとするかも」
こんな淡い期待を抱きながら、明神までの道を進む。
常に後からパーティーを見守る僕の目にも、皆のウキウキは感じ取れる。
もちろん会話も弾み、自然と笑顔も。
さっきまでのトボトボはもう無い。
着実に歩を進める。
そろそろ休憩ポイントの明神館が目の前に現れ始めた。
とその瞬間。
「前穂だ!!」
誰かの声で、一同西の空を仰ぐ。
さっきまで覆っていた雪雲は風で流され、薄日が頬を射す。
そんな心地よい僅かな晴れ間の中に、神々の頂が現れたのだ!!
またまた一同一斉にシャッターを切る。
「大雨にも負けず、歩いてきた甲斐があった。」
誰しもがそう感じたであろう・・・・
この時から、これでもかっ!というほどのドピーカンが始まった!!
その後の2日間はいうまでも無い。
このシーズンではなかなかお目にかかれない最高の天気。
二人のペースも調子よく、予定通りツアーは進行。
内容の濃い3日間となった。
徳沢小屋での至福の夜。
凍てついた梓川河原で見上げた満天の星空。
朝日に照らし出された、圧巻のピンク前穂高。
人を寄せ付けない、厳冬の屏風岩。
天をも貫く槍ヶ岳。
語りだしたらキリがないのでこれで止め!
後は実際にご覧あれ!!
とにかく見るしかない。
「語れば語るほど野暮になる」。
とまあ、そんなこんなでツアーは終了。
恒例の展望台で、フィニッシュを迎えた。
(写真はその時のもの。逆光の焼岳に3人の勇姿が映える。僕のお気に入りのショット。)
3日間ふたりは本当に頑張って、元気に歩いてくれた。
色々な貴重なお話も聞け、僕にとっても内容の濃い毎日だった。
またいつの日か、皆で歩ける日が楽しみだ。
その時までに僕も成長しなくちゃ。
それではまた会う日まで・・・・
目まぐるしく変化する天候。
大雨に打たれたと思えば、小雪舞い。
小雪が舞ったと思えば、薄日が差し。
ついには天気予報を裏切る、どピーカン!!
これぞ有りのままの大自然の姿。
時に厳しく、時に優しく。
天気の神の気まぐれと感じてしまうほどの変わり様。
しかしどっちに転んでも自然はそのままでしかない。
ただただそこにあり続けるのだ。
とか何とか格好の良いことを語ってしまったが、やっぱり雨はきつい。
それが冷たい大雨なんてもっての他。
誰でも避けて通りたい道であろう。
もちろんガイドも然りだ。
「お客さん悲しむかな~ぶつぶつ・・・・」
何て柄にも無くネガティブに。
そんな気持ちを抱きつつ集合場所へ!
しかしそんな不安は会った瞬間に吹き飛んだ。
参加者のお二人は、俄然ハイテンション。
おまけに「雨の上高地もなかなか良いよね~」なんて、嬉しい事言ってくれちゃう始末。
「こうなったら、お二人に最高の上高地をプレゼントしたい!!」
そんな気持ちでツアースタート。
雨は降り止む気配も無く、勢いを保ち続ける。
雨音は容赦なくヤッケを叩く。
そんな半日が続いた。
お昼はいつも通りの小梨平キャンプ場。
雨のせいもあり、河童橋はスルー。
炊事場の屋根の下でおにぎりをモグモグ。
こころなしか、皆うつむき加減。
しかし、この時から天候が変わりだした・・・・
大雨は小雨となり、ついには小雪となって上高地に舞い降り始めたのだ!!
一同から歓声が上がる。
「これはひょっとすると、ひょっとするかも」
こんな淡い期待を抱きながら、明神までの道を進む。
常に後からパーティーを見守る僕の目にも、皆のウキウキは感じ取れる。
もちろん会話も弾み、自然と笑顔も。
さっきまでのトボトボはもう無い。
着実に歩を進める。
そろそろ休憩ポイントの明神館が目の前に現れ始めた。
とその瞬間。
「前穂だ!!」
誰かの声で、一同西の空を仰ぐ。
さっきまで覆っていた雪雲は風で流され、薄日が頬を射す。
そんな心地よい僅かな晴れ間の中に、神々の頂が現れたのだ!!
またまた一同一斉にシャッターを切る。
「大雨にも負けず、歩いてきた甲斐があった。」
誰しもがそう感じたであろう・・・・
この時から、これでもかっ!というほどのドピーカンが始まった!!
その後の2日間はいうまでも無い。
このシーズンではなかなかお目にかかれない最高の天気。
二人のペースも調子よく、予定通りツアーは進行。
内容の濃い3日間となった。
徳沢小屋での至福の夜。
凍てついた梓川河原で見上げた満天の星空。
朝日に照らし出された、圧巻のピンク前穂高。
人を寄せ付けない、厳冬の屏風岩。
天をも貫く槍ヶ岳。
語りだしたらキリがないのでこれで止め!
後は実際にご覧あれ!!
とにかく見るしかない。
「語れば語るほど野暮になる」。
とまあ、そんなこんなでツアーは終了。
恒例の展望台で、フィニッシュを迎えた。
(写真はその時のもの。逆光の焼岳に3人の勇姿が映える。僕のお気に入りのショット。)
3日間ふたりは本当に頑張って、元気に歩いてくれた。
色々な貴重なお話も聞け、僕にとっても内容の濃い毎日だった。
またいつの日か、皆で歩ける日が楽しみだ。
その時までに僕も成長しなくちゃ。
それではまた会う日まで・・・・
昼からは回復、その後はピーカン。
いろんな天気を楽しめるツアーだったね。
栄養士さんと学校給食のチーフ、
食事を作るガイドとしてはプレッシャーでしたね。
(おまけに調味料さすれるし・・・)
明神で一瞬見えてきたのは、
「明神五峰」です。
前穂とあるのは
「峰の誤報」でした。
いつもダメ出しのBARENから
「前穂」でなく「明神」でした。
テヘ。