食い倒れるヤカラ達

何日も前から練りに練られてきた作戦が昨日決行された。今年もやってきたのだ伝説の松本食い倒れツアー！！
みな、それぞれが食べたいメニュー（戦う相手）をリストアップする。負けることは許されない！！絞られたのは４つ・・・

煌びやかな光を纏いその身を回転させながら左から右へと流れるように攻撃を仕掛けてくる、僕らにとっては最高の贅沢かもしれないといわれる回る寿司。かっぱ寿司！！
今やCMでもおなじみ、新しくこの日本に上陸したヤツのデカさと標高は並みの人間では制覇できないであろう、ビッグマックをはるかに凌ぐメガマック！！
その店に入った瞬間、本来あるべきではないジャンクな香りで僕らを惑わせ、ヤツの体を覆う背油は僕らに明日への時間差攻撃を仕掛けてくる。ラーメン花月のニンニクげんこつラーメン！！
そして最後は、松本に行くといつも気になる看板が僕らに挑戦状をたたきつけてくるびっくりパフェ！！

かなりの強敵が出揃った！！


仕事も終わり１８時、５人が期待に胸を膨らませながら車に乗り込む。目指すはかっぱ寿司！！
到着すると僕と峰ちゃん、デュークはとりあえず洗面所に。しっかりと手を洗い自分の顔を鏡で見つめる。

「よしっ！！」

５人がカウンターに横一列で座る。皿に醤油を注ぎ、熱いお茶を用意する。箸を片手に準備万端！！
きっとこの時の僕らの背中は今まで存在してきたどんな先人達よりもはるかに大きかったに違いない！！
それぞれ１皿目、僕は焼きサーモン。目に映る色はまさにサーモンピンク。その溢れんばかりの光沢を口の中に運ぶ・・・・・・・

「ウマすぎる！！」

お互いに顔を見合いながら言葉もなくただ満面の笑みを浮かべる。その笑みはとどまることを知らない。最高の贅沢である！！
もっさんは痛風にも負けずアン肝やイカを。僕と峰ちゃん、デュークは魚中心。常はウナギと穴子とコーンしか食べない。かわりものである。

この間に僕らが発した言葉は、
「ヤバイって」「マジうめ～」「次何にしよう」「それいっちゃうの？」「うまかった？」「オレもた～べちゃお～」「おい常、ウナギきたぞ」「おい常、穴子きたぞ」「もうオレ、我慢できないッス！！」くらいだった。

みんな１０皿食べた。そんな中デュークだけ９皿。すかさず峰ちゃんの突込みが入る。

「デューク、切れがわるいよ、切れが。もう１皿いけよ！！」


こうして緒戦は終わったのであった。
次に目指すのはラーメン花月のニンニクげんこつラーメン！！
っとここで今日はおしまい。

次回とうとうびっくりパフェの正体が明らかに！！
なんと埼玉県人の峰ちゃんの口から「もうオレ、食え～せんも～ん」名古屋弁がぁぁぁ！！
どうなった！！食い倒れツアー！！

つづく・・・