またしても大型の台風が日本列島に上陸予定。
前回の台風では大島の山を崩し、木々をなぎ倒し、人の命をも奪い、テレビの前の僕たちの背筋を凍らせる。
自然というものは時にやさしく、時に凄まじく厳しい表情を見せる。
特に自然をあろうことか舐めた人間には手痛い雷を容赦なく浴びせてくる。
ガイドである僕らも痛いほど大自然の猛威に脅かされ、苦い経験をしてきたことか・・・・
嫌うことはないが、「もう勘弁してくれ!」心からそう思う日も珍しくない。
そんなすこぶる厳しくも、優しくもあるありのままの姿から毎日目が離せない。
新緑の時分のブログでも記したが、見るたび毎朝、大げさでなく午前&午後で木々の色が移り変わる。
月並みな言葉で「錦繍」&「錦秋」などと表現するが、まさに只今乗鞍全山その装い。
毎朝慣れ親しんだ極狭クネクネ国道158号線を走るのもこの時期は一興。
カーブごとに目の前に登場するカツラのどこまで黄色なこと。
トンネルごとに繰り出される錦の絨毯の妖艶なこと。
カエデの赤の気味が悪くなるほどアカいこと。
特に今期の紅葉はここに住んでいる住民の心も高ぶらせてしまう・・・・
今日の写真はいつもお世話になっている「ペンション・るぴなす」の台所からの一枚。
いつものように友人のMさんがソバを打ち。
いつものようにお袋さんとの話が盛り上がり。
いつものように寡黙な親父さんが黙々と夕食の準備。
そしていつものように台所に僕が座り話に興じる。
いつもと違うのは窓の外の燃え上がる山たちの姿。
とは言えこの台所からの景色は毎秋繰り広げられる当たり前の存在。
「良いところに住んでるな~」
心からそう思う瞬間ここにあり。
まだまだ秋は深まり始めたばかり・・・・
明日も変化を見せつけてくれる乗鞍の山々に期待したい。
それでは僕もこれにて業務終了。
いつものように大好きな地酒とキノコで一杯やりたいと思う。
「いつものように」・・・・
こんな生活が乗鞍にはある。
早っ!さまざま企画もイイけど普通の乗鞍もいいんだよね~
残念なことにシトシト模様ですが・・・・
まあそれも一興!
静かな高原内に、今日も僕のやたらと力強いタイピング音が響き渡っていますよ~
何でそんなに力強いか??
それは何よりも力を入れているアフター5からの晩酌のため!!!!!!!!!!!!!!!
さあ、仕事~仕事~