乗鞍高原・上高地情報

乗鞍高原と上高地の四季の自然の姿を現地に滞在するガイドが紹介します。

それでも地球は回る

2011-03-18 10:30:32 | 自由と放埓の日々

今朝早く起きました。

外はまだ暗く、夜明けまでまだあとちょっとの時間帯。

普段はまだ皆、寝静まっているはずの時間です。

カラカラカラ・・・誰かが入ってきました。岐阜に会議に行くメンバーでした。

そして今日の夕方には、震災の物資を積み込んで、岐阜のリバーベース長良川からスタッフが4人、東北へ向かいます。

何をしていても、やっぱり気がかりで仕方がないです。

今ここでこうしている瞬間も事態は刻々と悪化しており、一刻も早い復旧を祈るばかりです。

 

 

行動してもしなくても世界は回っていく・・・

行動しない後悔より、失敗に終わるかもしれないけれど、何か行動したいですね。

 

昨日は、ODSS乗鞍ベースに、大量のテント・シュラフなどの支援物資が、乗鞍周辺のお宿さんたちから届きました。

本当にありがとうございます。

 

「いつ、何が起こるかわからんから、常に備えとかなあかんよ」

 

あるクライマーの言葉です。

山も川もそうですが、常日頃から山のシビアな環境下で、不測の事態を予測して備えていなければなりません。

しかしそれはどこにいても同じ事、だと、改めてこの状況になってみて考えさせられました。

 

偶然ですが、今回被災地入りするメンバーはみな山ヤ(山をやるひと)でした。

どうか無事に物資を届けて帰って来て下さい!

 

 

 


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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
新潟を走っています。 (nagaragawaoyaji)
2011-03-18 21:53:44
支援物資を満載の2台のワゴン車は、
新潟県に入りました。
明日は、鶴岡市と仙台で仲間と合流して、
支援物資の入っていない場所に行きます。
みんなさんの熱い思いを現地に届けます。
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応援してます (白川)
2011-03-18 22:15:24
昨年シャワークライミングをさせていただいた者です。
テレビを見る度に募金以外何もできない自分がもどかしくてしょうがないです
多分自分みたいな人間もいっぱいいるはずです。自分たちの分まで笑顔をいっぱいあげて来てください。お願いします。
みなさんの無事を心から祈ってます
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頑張れ! (木崎のライアン)
2011-03-19 13:27:43
本当に困ってる人たちが沢山います。
そして色々な人が協力的です。
でも僕らに出来ることは小さいことばかり。
その積み重ねも大事です。
出来ない人は小さいことを頑張りますので
よろしくお願いします。

playforjapanというプロジェクトを見つけました。
世界中でツイッターが行われてる中で
心に残った文章をまとめたものらしいです。

http://prayforjapan.jp/tweet.html

これを見ると上を向いて歩ける気がします。
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Unknown (miho)
2011-03-19 17:23:19
皆さん、コメントありがとうございます!

nagaragawaoyajiさん→そうですね、マスコミに放送された地域は、支援物資がすぐ届くそうですが、それ以外にも、支援を必要としている地域がたくさんあると、ラジオで聞きました。

白川さん→ありがとうございます、その熱い気持ちだけでも、現地にいる人達に届くと思います!現実に、今現地入りいているスタッフにも届いています!

木崎のアイラインさん→良いコメント集の紹介ありがとうございます!早速読ませていただきました。日本人からしたら当たり前?の事でも、外国の方から見ると信じられないことが多い、と言う事実に驚く文章もありましたが、現地にいない私にも、リアルにその状況が分かる、貴重な生の声ですね。

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涙があふれます (みつ)
2011-03-19 21:53:49
被災地のみなさまに明るい気持ちが
もどりますように…

そして北さんをはじめ、みなさんも何事も無く
帰って来てくださいね。
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Unknown (miho)
2011-03-21 08:10:25
みつさん、コメントありがとうございます。

現地入りしたスタッフは、ガソリンや灯油なども届け、活躍しているようです。

無事帰ってきたら詳しい話を聞きたいですね。
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さっき宮城で被災した友人のメール (白川)
2011-03-21 16:05:57
「さっきね海辺の被災した従姉妹の家(破損、水没した)に行って来ました…

地獄図そのもの…

結局、自衛隊や消防からは立ち入り禁止区域だと言われたのを無理に頼んで行きました

従姉妹一家は休む間もなく立派だった家がとんでもない物になってしまったのを水も電気もない中腕一本で片付けてました

釘やガラス、水の上には破壊してごみくずのように浮かんだ電線や瓦礫の中を今にも大怪我しそうに危ないのに道がないから、そこを越えて我が家に辿り着く

誰も街を片付けてない

自衛隊は見回りするだけ

多分、行方不明者を探す

消防も何もしない
安全確保の為に道に立ってるだけ

重機は二台しかなく…



避難所に先に寄ったけど、被災者は疲れきり、怪我人もろくに手当てもされてない


沢山ボランティアはいるけど、急で慣れてない


生きるって誰も宛てには出来ないのだと虚しい気持ちになり帰りました」




…頼みます。頑張って下さい
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Unknown (miho)
2011-03-24 08:41:46
白川さん→私も宮城に友人がいます。福島にもいます。
関東圏でされている買占め、田舎のほうには中々回って来ない物資・水・・・そのひとつひとつに彼らはやるせなさ、怒り、むなしさを感じていました。

世で出回っている、助け合い、感動的な話は綺麗ごとに過ぎないのではないか、そんなこともいっていました。

私も願います。本当にそうではないことを・・・
頼みます!
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伝わらないこと。 (みつ。)
2011-03-24 12:29:06
恐ろしく、厳しい現実ですよね。
報道されているのは一部。キレイ事にすぎないのでしょうか?

中には、救援物資がまったく届かずに
プールの水をろ過して使用していた場所もある
とか?
こんな事ってありますか?
想像をはるかに超える状況。

憤り、虚しさでいっぱいです。
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Unknown (miho)
2011-03-24 17:31:59
お風呂に入れない人々は、(町に近いところに住んでいる人に限りですが)安いホテルなどのお風呂を使っている人もいるみたいです。

一刻も早く、全員に最低限の衣食住が行き渡りますように!

実際被災地に行ったスタッフがその様子を更新してます。言葉を失います・・・

みつさん、コメントありがとうございます。そして、みつさんも関東圏で、何かと地震の影響を強く受けていると思います。まだまだこれから色んな問題が発生してくると思いますが、お互い気をつけていきましょう。

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