「１１年目の冬到来・・・・」

最近本当に山を歩き回っている。

その距離下見登山＆ツアー登山を含めて１０８キロ。

何と８日の間で。

南はＰＪ峰の裏庭「徳本峠」からはじまり北は完全アウェイの「高天原温泉・雲ノ平」。

（＊その模様は後日のブログに乞うご期待！！

それに加えて昨日一人ドライブで岐阜出張のため松本と郡上を往復。

そのせいか昨晩は１９：３０には就寝。

いつもは大体２１：００。

こんな生活都会の大人、いやいや今日の子ども達から見ても信じられない光景であろう。

しかしこれが山男の現実。

日の入りと共に就寝。

日の出と共に目を覚ますのである。

さてさて勿論今朝も５：００に起床。

全く眠くない為、目を擦る暇もなく読みかけの本に手を伸ばす。

昨日借りてきたばかりの「キノコの本」と「沢登りの本」。

読みかけてた何て聞こえが良いが、昨晩は数ページで睡魔に襲われ・・・・というか睡魔の記憶もなく泥のように眠り果てた為１ページ目から読み進める。

内容は僕好みの単純明快。

如何にキノコを、沢を、イワナを、そしてそして酒を旨く頂くかを追求したような内容ばかり。

類は友を呼ぶ。

どういう訳か僕はこういう本に多くぶつかる。

というか、こういう本しか読み進められない。

一般の登山に関する本、自然に関する本、植物に関する本に対しては、借りてみるが活字にのめり込んでいかない。

無論、仕事上必要な専門書などの難しい本を読むときは、「自分の引出し！自分の引出し！！」と思い込ませ、己に対して心を鬼にする。

こんないつも通りの朝なのだが、今日はいつもと何かが違う。

隣で寝息を立てる鬼嫁がきっちり＆しっかりと布団から飛び出していない！！

かくいう僕も布団に包まり、だらし良く本を読んでいる！！

それもそのはず！今朝は一番の冷え込み！！

ＮＥＷＳではお隣「奈川」の気温が氷点下を記録したと騒いでいた・・・・

「とうとう来たか！冬将軍！！」

ということで、本を１冊読み終えたところで今朝は出社。

朝食を早々に済ませ、自宅を出発。

いつも通りの曲がりくねりまくった国道１５８号線をひた走ること３６分。

目の前にこんな光景が？！

ＡＭ９：００。

高原内から山頂付近の様子。

錦繍の高原内に突き出た雪化粧の乗鞍岳。

まだまだカラマツのゴールデンシャワーには二足早い時期の冠雪。

ついこの前秋を迎え、「渓流禁漁→初マツタケ→初イグチ→キノコ最盛期」と正しき秋への方程式がスタートしたばかりかと思っていたら・・・・

月日が立つのと、季節の移ろいは目まぐるしきこと限りなし。

そんな時に常連さんＰＪＭ田よりメール受信。

「峰ちゃん！今年のバックカントリーファーストランテント泊ツアーはいつやるの？ていうか今シーズンも宜しく！！」

「今シーズンって・・・・バックカントリーって・・・・宜しくって・・・・しかもテントだなんて・・・・」

嬉しすぎる！上記の単語の全ての響き。

Ｍ田さん！今年もガンガン攻めまくりましょう！！！！！！！！！

ということで僕の今シーズンの幕開けはまさに突然。

今から心も体も野心も冬モードで行こうと思う。

そんな気の早いＰＪ峰に今シーズンもお付き合い頂けると幸いです。