行くも八景、行かぬも八景

先日、乗鞍の観光MAPを見ていましたら『乗鞍八景』というものがあるということを知りました。
『八景』とはその名のとおり、特に優れた８つの景色のことでして、日本では「金沢八景」や「近江八景」などが有名だそうです。まさかここ乗鞍にも『八景』があるとは！
ということで、極めて不定期に訪れてみては報告をしたいと思います。

第壱景『三本滝』

乗鞍には『善五朗の滝』『番所大滝』『三本滝』と有名な滝が3本（滝の単位は「本」だそうです…）ありまして、その内の一本で、『日本百名瀑』にも選ばれています。

さて、この滝は冬季は他の2本の滝に比べるとアクセスが悪く（リフトを2本乗り継がないといけない）、道も危険箇所が結構あるので、あまり訪れる人のいない静かな場所。

夏道を歩くのもつまらないので、地図読みのトレーニングを兼ねて道なき道を進みますと・・・

 

吊橋に到着！！直下の滝は半分凍結。

つり橋の手すり近くまで積雪があるのが判りますでしょうか不安定な吊橋の上に積もった雪の上をさらに平均台のごとく歩いていきますと・・・

 

これが・・・・

三本滝じゃーー！！

写真は3本あるうちの真ん中にある最も落差の大きい『小大野川の滝』。

『善五朗の滝』のような迫力はありませんが、氷の造形などやさしく繊細な感じを受ける滝です。

場所が場所なだけに、雪山に慣れていない人にはお勧めできない場所ですが、どうしても見たいという方はODSSの「乗鞍１Dayツアー」にご参加いただければ見られますよ

ちなみにこの滝からの帰り道、自前のスノーシューのデッキが雪に隠れた枝に突き刺さり、破れてしまいました・・・

そして僕の涙も滝のように凍りましたとさ、こっぽし