2月2日 乗鞍岳の主峰 剣ヶ峰(3,026m)に登頂しました。
せっかく乗鞍で暮らしているのだから、厳冬期の真っ白い乗鞍岳に登りたいと以前から思っていました。
ここしばらく西高東低の冬型の気圧配置が続き、山の見えない真っ白な日々が続いていましたが、予想天気図で2日に移動性高気圧に覆われることがわかって、「もうここで登るしかない」と休みの希望を入れていました。
すると予想通り2日は晴天!
朝5時に起きて出発。
車を休暇村に停め、リフトが動いていないまだ暗いうちからスノーシューで歩き出しました。
防寒対策はしっかりとやりましたね。いつもなら靴下1枚のところを、薄手のインナーソックスを履き、もちろん靴下用ホッカイロ。そしてオーバーグローブの中にもカイロ。
カメラも寒いと動かなくなったり電池がすぐに無くなったりすることが多いので、カメラケースにもカイロを入れました。
カモシカゲレンデの最上部に着いたのが7時半頃。そこからスキーツアーコースを歩きます。もちろんスノーシューの足跡がスキーの方の邪魔にならないように、コースの端を歩くことを心がけます。
歩いていると暑いので上着は脱ぎ、フリースだけでOKでした。
森林限界を抜けると、目の前に広大な真っ白な平原が広がります。
あとはひたすら剣ヶ峰目指して歩きます。遠くに肩の小屋と肩の小屋口にあるトイレ棟が見えてきます。ひたすら直線でトイレ棟を目指します。
夏場なら沢があったり、ハイマツに覆われていて通れない場所も、冬は一直線で進めるのが嬉しいですね。
思ったよりも早いペースで10時半頃、肩の小屋着。さすがに肩の小屋まで上がると風が強いです。
スノーシューとストックを風で飛ばされない場所を選んでデポします。
ここからはアイゼンとピッケルの出番です。
剣ヶ峰に登るには、まず肩の小屋から続く朝日岳を登ります。
これが急傾斜のツルツルテカテカのアイスバーン。頂上までの道が一切無い氷の山を登らなくてはいけません。
ここで転んだら、この斜度とこの氷の硬さではピッケルを打ち込んでの滑落停止はたぶん無理だろうから、たぶん死ぬか瀕死の重傷を負うかのどちらかでしょう。ピッケルの石突とアイゼンの刃を確実に打ち込みながら慎重に進みます。
稜線に出ると目の前に剣ヶ峰。あと少しです。風が強いので飛ばされないように注意します。写真から風の強さがわかりますか?
そうして12時ちょっとすぎに登頂!
僕の少し後に登ってきた方がいました。僕は肩の小屋から稜線伝いに登ってきましたが、その方は剣ヶ峰の東側から直登して来られました。
そしてその方は、やはり頂上でカップヌードルを食べていました。僕は肩の小屋に降りてからにしようと思っていたのですが、せっかくなので僕も頂上で一緒にカップヌードルを食べました。寒さでテルモスのお湯は結構ぬるくなってましたね。
その方はテレマークの板を担いできていて、僕は「稜線まで出てから滑るのかなぁ」と思っていたら、なんと頂上の祠の前でスキー板を履くと、そこからそのまま滑って降りて行きました。
僕もテレマークを練習して、いつかそんな風に滑ってみたいものです。
来たルートを引き返し朝日岳を下っている途中、後から登ってきたJJさん、リヴィーさんとすれ違いました。JJさん達もテレマークを担いでました。
先に下りて剣ヶ峰の方を見ていると、JJさんたちも歓声(奇声?)を上げながら頂上から滑り降りてました。
僕は仕方ないのでまたトコトコとスノーシューで下りました。あー早くテレマーク出来るようになりたい!
あっでもスノーシューの下りも意外と早く、剣ヶ峰頂上から休暇村まで2時間半でしたよ。
せっかく乗鞍で暮らしているのだから、厳冬期の真っ白い乗鞍岳に登りたいと以前から思っていました。
ここしばらく西高東低の冬型の気圧配置が続き、山の見えない真っ白な日々が続いていましたが、予想天気図で2日に移動性高気圧に覆われることがわかって、「もうここで登るしかない」と休みの希望を入れていました。
すると予想通り2日は晴天!
朝5時に起きて出発。
車を休暇村に停め、リフトが動いていないまだ暗いうちからスノーシューで歩き出しました。
防寒対策はしっかりとやりましたね。いつもなら靴下1枚のところを、薄手のインナーソックスを履き、もちろん靴下用ホッカイロ。そしてオーバーグローブの中にもカイロ。
カメラも寒いと動かなくなったり電池がすぐに無くなったりすることが多いので、カメラケースにもカイロを入れました。
カモシカゲレンデの最上部に着いたのが7時半頃。そこからスキーツアーコースを歩きます。もちろんスノーシューの足跡がスキーの方の邪魔にならないように、コースの端を歩くことを心がけます。
歩いていると暑いので上着は脱ぎ、フリースだけでOKでした。
森林限界を抜けると、目の前に広大な真っ白な平原が広がります。
あとはひたすら剣ヶ峰目指して歩きます。遠くに肩の小屋と肩の小屋口にあるトイレ棟が見えてきます。ひたすら直線でトイレ棟を目指します。
夏場なら沢があったり、ハイマツに覆われていて通れない場所も、冬は一直線で進めるのが嬉しいですね。
思ったよりも早いペースで10時半頃、肩の小屋着。さすがに肩の小屋まで上がると風が強いです。
スノーシューとストックを風で飛ばされない場所を選んでデポします。
ここからはアイゼンとピッケルの出番です。
剣ヶ峰に登るには、まず肩の小屋から続く朝日岳を登ります。
これが急傾斜のツルツルテカテカのアイスバーン。頂上までの道が一切無い氷の山を登らなくてはいけません。
ここで転んだら、この斜度とこの氷の硬さではピッケルを打ち込んでの滑落停止はたぶん無理だろうから、たぶん死ぬか瀕死の重傷を負うかのどちらかでしょう。ピッケルの石突とアイゼンの刃を確実に打ち込みながら慎重に進みます。
稜線に出ると目の前に剣ヶ峰。あと少しです。風が強いので飛ばされないように注意します。写真から風の強さがわかりますか?
そうして12時ちょっとすぎに登頂!
僕の少し後に登ってきた方がいました。僕は肩の小屋から稜線伝いに登ってきましたが、その方は剣ヶ峰の東側から直登して来られました。
そしてその方は、やはり頂上でカップヌードルを食べていました。僕は肩の小屋に降りてからにしようと思っていたのですが、せっかくなので僕も頂上で一緒にカップヌードルを食べました。寒さでテルモスのお湯は結構ぬるくなってましたね。
その方はテレマークの板を担いできていて、僕は「稜線まで出てから滑るのかなぁ」と思っていたら、なんと頂上の祠の前でスキー板を履くと、そこからそのまま滑って降りて行きました。
僕もテレマークを練習して、いつかそんな風に滑ってみたいものです。
来たルートを引き返し朝日岳を下っている途中、後から登ってきたJJさん、リヴィーさんとすれ違いました。JJさん達もテレマークを担いでました。
先に下りて剣ヶ峰の方を見ていると、JJさんたちも歓声(奇声?)を上げながら頂上から滑り降りてました。
僕は仕方ないのでまたトコトコとスノーシューで下りました。あー早くテレマーク出来るようになりたい!
あっでもスノーシューの下りも意外と早く、剣ヶ峰頂上から休暇村まで2時間半でしたよ。
一人で行ったの?
秋のウィルダネスで行ったあの景色が今は、
すっかり白い世界なんですね(´-`).。oO(きれい
きれいだけに厳しさがあるのもわかります
でも、サクサクと歩く兄さんが目に浮かびます
そして帰り道、スキーの人達がうらやましいのも
すごい‼わかる(^_^;)
もう待ちきれないよ~
バックカントリースキーで、不動岳と富士見岳を2本も滑っちゃいました!!
そのようすは、コチラを見て下さい。→http://springbk.exblog.jp/
達っつあん、いい写真撮りますね。
歓声をあげていたのは、私です!
ほとんどウインドクラストでしたが、一部はパウダーで快適でした。
くっきりと空の青と、遠くの山が見えるね!
一人で行きましたよ。真っ白い世界を独り占めでした。
早く来てくれるのを待ってま~す。
ブログ拝見させて頂きました。
青い空と白い斜面のコントラストが素晴らしいですね。
僕も滑りたくてウズウズしてきました。頑張って練習します!
他にも色々撮ったので写真差し上げますよ。
ジュンジュンさんも、頂上から滑り降りてましたね。気持ち良さそう~。
頂上からの眺めは最高だよ~