乗鞍高原・上高地情報

乗鞍高原と上高地の四季の自然の姿を現地に滞在するガイドが紹介します。

「スイスアドレナリン日記vol2」

2011-11-05 14:21:58 | 乗鞍アドレナリン日記

さてさて2日サボりまして、vol2の始まり。

そんなこんなでドタバタ状態で松本波田を出発!!

今まで数え切れないくらい一人で乗り続けた「京王高速バス」を二人で乗る。

そのお陰であっという間に新宿の大大大都会に到着。

別に二人を惚気る(これで!「のろける」と読むのか?!メモメモ)訳でなく、それくらい僕はバスの移動が大嫌い。

これは高速バスを載り続けている方なら誰でも解るはず!特に僕のようなゴリラ体型な人種なら尚更のこと!!

隣にもたれる事も出来ず・・・・肘掛スペースは争奪戦だし・・・・ラグビーのお陰で発達した肩回りは相手の陣地を飛び越し・・・・

とにかく、あのたったの3時間が耐えられない!!

それではプシュ!と缶ビールを開けたものなら、周囲からの冷たい視線・・・・’(もちろん一人のときは毎回浴びてるけど)

まあそんなこんなで快適に新宿到着~

僕が愛する長渕剛の「西新宿の親父の歌」を頭の中でよぎらせていると?!

そこでまさかの出逢い!先日「涸沢フェス」でスタッフとして同行して頂いた「オッチー」こと落合さんにいきなり人ごみの中でバッタリ。

「何?峰さんじゃない~何か向こうから本物の山男が歩いてくると思ってみていたら~」

ホント、世間は狭い、日本も狭い、もちろん世界だって狭い・・・・

*オッチーは日本が誇るアウトドアブランド「フォックスファイヤー」(PJ峰もフィールドスタッフとして超お世話になっております)新宿京王店長。一見チャラ男に感じるが、山を案内させたら頼もしい!ナイスガイである!!詳しくはこちら(www.foxfire.jp)

ってな感じで語り続けていると、いつになっても日本を立てないので、ここから急遽成田に移る!ジャーンプ!!!!!!!!!

まあ、実際あまりにも目まぐるしすぎて、こんな超ドタバタ状態で当日を迎えたのも事実・・・・

今回の旅は出来る限り移動費を節約!ってことで唯一の直行便「スイス国際航空」をパス。トランジットも好きなのでドイツの「ルフトハンザ」をチョイス。

「呑むしかないでしょ!の図→14時間酔い続けていた・・・・」

成田からフランクフルトまで11時間→早速夫婦喧嘩しながら1時間30分のトランジット。

この夫婦喧嘩の真相を暴露するとあまりにも僕の人間の小ささを印象付けるので、割愛させて頂く。

そしてフランクフルトから1時間かけて、ようやっとスイス「チューリッヒ」へ到着。

出発したのが、19日のAM11:00で、計13時間掛けて、チューリッヒに到着したのは19日のPM5:00。

3年ぶりの海外な為、ごく当たり前な時差も新鮮!1日が長いって幸せ~!!帰る時は損するから同じか?!

そんなこんなでようやっと現地入り。

<チューリッヒ→ベルン→ローザンヌ→ジュネーブ行きの電車に乗るの図>

まずは今回予め購入しておいた「スイスパス」を有効にする為にガタイのすこぶる良いスイス人に元気よく!

PJ「グーテン・ターク!この切符を有効にして、今からベルンに行きたいんだけど・・・・」

スイス人「ハロー!今日からの日付にしておくから8日間有効!!楽しいスイスの旅をな!!!」

PJ「ダンケ:シェーン!!!!!!!!」

自信満々のドイツ語もあえなく、英語で返され、電車の旅出発~

後に嫁曰く「声大きいよ!駅中響いていたよ!!恥ずかしい・・・・」

しかし、いつ体験しても始めての異国の地でのファーストコンタクトは良い緊張感がある。

今まで色々な所を旅してきたが、僕はドイツ人と気が合う。ていうか日本人と性格が似ている気がする。

勤勉さ(今の日本は違うか・・・・)、真面目さ、正直さ、義理堅さが、英語のあまり達者でない僕にも伝わる。

今回のファーストコンタクトも上々の出足。

ここで気が付いたというか、驚いたことがある。

僕の嫁は全くと言っても過言で無いほど英語が出来ない。

なのに僕よりも僕と同等、いやそれ以上のリスニング能力を異国の地で発揮するのだ。

彼女は長い間保育士として幼稚園、保育園を渡り歩いてきた、そこで言葉がままならない園児達と毎日コミュニケーションを図ってきた。

まさに!その賜物であるとしか言いようがない。

実際本人も、「はじめから言葉は解らないから、目と表情とジェスチャーしか見ていないとの事」。

悔しいが、コミュニケーション能力は彼女に軍配が上がったようだ・・・・

確かに僕は目よりも、表情よりも、ジェスチャーよりも「リスリング」に徹していた。

なまじっかラオスやカンボジアと違い、英語が通じるもんだからついつい驕ってしまっていたのだ・・・・

ガイドとして恥ずかしさを覚えると同時に、真のコミュニケーションの大切さを痛感した出来事だ。

さてとスイスの鉄道のたびに戻ろう。

もう少しドギマギするかと思いきや、非常にスムーズに電車は定刻どおりに出発、そして定刻通りにベルンに到着。

ベルンの第一印象!暗い&寒い!!都会!!!

この日、ベルンには最近で一番の寒波が来ていたらしい・・・・

道行く人は僕のTシャツ姿に目を奪われながら、忙しそうに移動している。

どこも都会は忙しそうだ・・・・

そうそうもう夜も更けてるから本日のホテル「ブリストル」探しに入る。

が、これがなかなか見つからない・・・・

山の地図読みは得意なのに、どういうわけか見知らぬ都会で僕は方向感覚と、距離感を失う。

「PJ峰、御馴染み地球の迷い方でなくて、歩き方を熟読するの図」

見かねた淑女が「あそこよ!あの通りの先!! 」とのこと。殆ど目の前である。

またもやスムーズにチェックイ。さすが!★★★★!!対応も丁寧で落ち着いていて、好感触!!!

さあ!それでは身支度を整えて夜のベルンの町に出発だ!!

スイスBEERにスイスワイン!チーズフォンジュにレシュティー!!ラクレット!!!

それでは次回は「ベルン町歩き編」でお会いしましょう~

追記:今回のブログでベルンは終了して、すぐにでもメインのグリンデルワルト編を書くつもりであったが、あまりにも筆が進み、この有様。

次回から写真を大量に導入して、リズム良く行きますので、もう少しお付き合いのほど宜しくです。

(尚、PCの調子が悪く、本日は写真が載せられなかったが、明日また写真のみ更新するので、スイスに興味がある方は乞うご期待!) 

                                            

 「スイスの町並みが似合わないPJの図」


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7 コメント

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Unknown (木崎のライアン)
2011-11-05 19:27:34
長過ぎてどこにコメントしていいやら(笑)
まぁわかることはただ一つ!
楽しかったんだろうな~
喧嘩はぜったいあると思ってはいたけど、
それがお互いの仲を深めるもんだからな!
というかその画像スイス?
乗鞍ぽさがあるけど…
まさかその特大タッパー…
スイスまで行ってまさかの嫁弁当?(笑)
なんてことはないよな?
まぁどこであれ美味そうだけど(笑)
どんな旅行だったかこの先も楽しみにしてるよ!



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長い・・・ (くり)
2011-11-05 19:32:33
相変わらず、書き出すと止まらなくなるタイプですな・・・

とはいえ、実におもしろい!
ドタバタと楽しそうな夫婦珍道中が目に浮かびます。

じゃんじゃん続編期待してるよ!
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伝説の珍獣 (DULE店長)
2011-11-05 23:55:39
見出し写真・・・・
伝説の珍獣「ミッネーマウス」ですよねっ\(◎o◎)/!
ようやく現れましたか( ^)o(^ )
ついに!マフーバ解けましたかぁぁぁ
(完全体にはまだ程遠い様ですが・・・・)
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長い・・・・ (PJ峰)
2011-11-06 10:48:02
こんなにダラダラと長々何の取りとめも無く書いたのに・・・・
ライアン!
栗パパ!!
そしてMr社交辞令のDUKE(笑)!!!
コメントありがとう。
そう!それほど楽しかったのだ!!
このまま書き続けると余裕で出版できる程の量になってしまう・・・・
とは言え、今後ともお付き合い下さい!!

*ミンネーマウスはまだマフーバからは解けておりませぬ・・・・
やっぱり、Hちゃんが言わないとね~♪
(*ちなみに♪だすのに苦労したよ・・・・俺のアナログな腕ではね)
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あーおもしろい! (みつ)
2011-11-06 10:48:10
峰さんの文章ではなく、みんなのコメントが...  ぷっぷっ・・

写真、待っています!楽しみに。
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わーお (miho)
2011-11-06 12:33:10
久しぶりにブログを見てみたら・・・

面白そうな旅してますね~

読んでるだけでわくわくしてきます。

そして毎度のことながらの、「!!」の多い峰さんの文章・・・いつもパワーもらってます!

てなことで、次の更新も楽しみにしてます!

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一回り大きくなってこいよ! (PJ峰)
2011-11-06 14:00:07
ミホ!コメントありがとう!!
お前もドンドン旅に出るが良い。
まあ、人生こそ「旅」だけどな~
これからも「!!!!!!」連発できるようなアドレナリンダクダクの人生を送るつもり。
お互い1日1日が楽しくあるように、頑張ろうな~
ってことで、旅楽しんでこいよ~
若さの特権だぞ。
もちろん!俺も若いけどな~

TAKE IT EASY・・・・
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