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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

自主避難要請

2011-03-27 23:13:39 | Essay
 
困った事態が進行中のようです。
25日の、『 自主避難要請 』からこちら、首相官邸の迷走っぷりが際立ってきました。
「逃げれれば、逃げろ」 の意味に取れなくもない、『 自主避難要請 』… そりゃあ、原発で何かが進行中かと勘ぐられても仕方がありません。
東電作業員3人が、現場の不注意から被曝したことで、動揺してしまったため『 避難要請 』を出したのだとは思いますが…。

避難すべき、確たる「ナニかが」発生したわけでもないのに、「逃げろ」というのは、不必要な不安を掻き立てるだけ。
まして、原発の事故や 避難によって農作業が遅延したことに対して、その損害を補償する検討チームを立ち上げる意志を、枝野官房長官が発表したことは、たいへんまずいと思います。
福島県の、損害補償の申し入れを全面的に受け入れれば、宮城はもとより、愛媛など、農産物関係で影響を受けた各県・JAが、遠慮呵責なしに「カネよこせ~」 と言い始めることは、想像に難くない。

メディアも、相も変わらず真綿で首を絞めるような報道を続けておりますし。民主政権、迷走が止まりません。仙石氏が、官房に復帰したから、菅首相が 誰の意見を聴けば良いか、分からなくなっているのでしょうか。
さすが、調整力30点。 ( 文藝春秋にて、以前に 民主幹部のステータス値を発表していたことがありました。 )

それとも、ストレスがピークで、判断力が低下したのでしょうか。
一晩、とにかくぐっすり眠り、頭スッキリされることを願ってやみません。
 

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