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“ 嵐が吹き消した 恵みのろうそくを 再び取り上げ、それに新しい明かりを灯さなければならぬ。” 教皇ヨハネ二十三世

クリスマス

2006-12-25 00:08:05 | Essay
クリスマス当日となりました。
私がクリスマス、と聞いて思い浮かぶのは、『愛と寛容の日』という言葉です。
故ジェレミー・ブレット氏がシャーロック・ホームズを演じた、ドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』シリーズの「青い紅玉(The Blue Carbuncle)」の回で、ホームズが言っています。

「今日はクリスマス。愛と寛容の日だ。」と。

カトリックであった昔ならいざ知らず、今となっては、クリスマスなんてものは冬至の頃のイベントでしかありません。
ですが、キリスト教徒の人々にとっては、祝うべき神の子の降誕祭であり、「愛と寛容」を祝う日です。イスラム教徒にとっても、預言者イエスの生誕を祝う日です。
テロが収まらない現在ですが、せめてこの一日だけは、二つの世界に共通するイエスの存在にかけて、争いのない日となることを祈ります。

・・・しかし、以前にイスラムに対してトンデモ発言をかました教皇聖下は、この降誕祭を祝う演説でもなにかやっていただけそうで、個人的には楽しみなのですが。
      
  
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