すずめがお宿から出掛けて出会った狛犬さんたちを紹介します。
うなねじんじゃ
宇那禰神社の巻
仙台市青葉区芋沢 (撮影:平成22年11月)
宇那禰神社は国道457号線を愛子駅方面~落合駅方面へ、
愛子駅交番前で左折、北上し、大沢小学校付近にあります。
こちらの鳥居は駐車場脇の石鳥居です。
鳥居をくぐり参道へ。
早速、長床前に前向き狛犬さん発見
向かって左側が吽、広めの猫口に切れ長の目、
細かいクルクルの髪と顎鬚が長めの首にかかっていて立派ですね。
向かって右側が阿、少し口元が欠けてしまってますが、
上向きの元気の良い狛犬さんです。
どちらも角有り、顎横に垂耳有りで、
奉献は寛延元年(1748年)戊辰歳9月となんとか読めます。
すずめがブログにした中で、
今のところ1番に年代のある狛犬さんです
どうしても年月と共に奉献年が薄れて読めなくなってしまい、
残念な思いが残る狛犬さんも多い中スゴイぞ~
拝礼、ニョンニョンと・・・
(すずめの場合、神社はニョンニョン?、お寺はナムナム?と拝む)
室町時代以来の古社で国分氏の重臣郷六氏の氏神であったが
慶長14年(1609年)郷六より遷座、祭神は桓武天皇です。
本殿は(白木造一間社流造、柿葺)江戸初期から中期の建築とされ、
覆屋がかけられ保護、仙台市有形文化財です。
拝殿(大正4年築)の鰐口は神仏混合のなごりでしょうか?
境内社の熊野神社前に狛犬さん発見
向かって左側が吽で上向きのアイーン顔。
向かって右側が阿で耳の手前まで口角が上がってます。
どちらも角有りで眉間が盛り上がり三目っぽいぞ。
正面から見ると1対ではなく全く違った感じのする狛犬さん・・・?
はて、なぜでしょう、しばらく眺めてましたが、お顔の角度の違いかな~
後姿はほぼ同じで尾が長く、串団子のよう
奉献年は残念ですが分かりませんでした。
境内は樹齢300年以上の保存樹木の杉などに囲まれています。
近くの小学校からでしょうか、子供たちの元気な声も聞こえ、
秋空の神社に響き、良い感じでした
鐘の横の参道階段?に横向きの狛犬さん発見
向かって左側が吽、右側が阿でかまえてます。
阿の口中には玉が見えます、目がクリッとしていて
人なつこい感じの狛犬さんです。
平成の新しい時代を向かえ未来へ祈りをこめて
平成元年に奉献したようです。
以上たくさんの狛犬さんに会うことができましたよー
今まで平成生まれの狛犬さんはあまり紹介してこなかったけど(なんとなく・・・)
そういえば色々な神社で、平成元年生まれの狛犬さんが多い気がします。
天皇が代わり、年号が変わったことの節目で、
↑狛犬さんのように新たに祈りをこめ奉献したって事かな?
そんなことを思った参拝でした。
おしまい