アラフォーの日々之好日

日々の喜怒哀楽を淡々とつづります

夫。もしかして軽いアスペルガー症候群なのでは

2020年10月05日 | 夫婦のはなし
60目前にして、気持ち悪いことを要求してくる夫に障害の疑惑。

「全然甘えてこない」のが不満
何かしてほしいならもっとかわいくしな、ということらしい。
唾吐きかけてやろうか?

家のこと一切やらないお前の不出来を棚に上げて何をぬかすんだ。
やるべきこと(べつにむつかしくもない)をやってから言え。

しかしながら。
家から出ていく経済力もないのに事あるごとに
「あたしはいずれ出ていくし」だの
「いらないなら早く処分したら?」
などと負け犬のように言ってる自分にも辟易する。
出ていきたければ今日すぐにでも物件探して
荷物まとめて引っ越すことだってできるわけだし。
やらないのは、本気で考えてないからだ。
そこを障害夫に付け込まれている。
わかっている。
少しくらい嫌味言っても出ていくわけない、とバカにされてる。

そう、何かにつけて下に見られている。
それは経済力がないから。
そういう自分も、夫も、人として最低だし大嫌い。

家のローンを全部自分が払ったなんて思うなよ?と強気で息巻いたところで、
私の持ち物じゃないし
言えば言うほどみじめになるだけ。

自分の食いぶちくらい自分で稼がないと、出ていくこともできない。

もしも一緒に暮らすなら
お互いを尊敬し合い、いっしょに居たいと思える、心から安らぐ人と暮らしたい。
そんなのいるわけないから、独りになりたい。

一緒に居ないことが考えられないほど、自然に不可欠な人として寄り添える夫婦もいると聞くと
うらやましいやら、怖いやら。
だって、どうせ死ぬじゃない。

映画 ボヘミアンラプソディを観てきたよ

2019年01月18日 | 時事ねた


TVじゃ
「20回観た!」
「オープニングから号泣しっぱなしだった!」
「エンディングで感動の拍手が沸き起こる」
とか言われて、どんだけ泣けるんだろう・・、ハンカチなくてタオルがいるかも・・・
と期待と不安にドキドキしながら映画館へGO。

映画はすごく良かったよぉ、サイコー!

結局1回では満足できず、2回観に行きました。
もう1回行こうと思えば行けますよ。そのくらい大好きな映画になった。


ドキュメンタリーにちょっと脚色してコンサートを組み合わせたような内容。
泣くというよりQueenの生い立ちをおさらいしながら音を楽しむ映画。
若くして亡くなったフレディマーキュリーの栄光と苦悩をたどる映画。
まさに世代な人には30年前の青春時代を振り返れる映画( 泣くとしたらこの要素?)

でも泣けなかった。
むしろ楽しかったといえようか。




私のQueenとの出会いは15歳ごろ。
当時はYoutubeはおろかCDもなくて音源はレコードから録音したカセットテープで、情報はもっぱらラジオか雑誌。

このころの自分は、親が喧嘩ばかりしていて思春期にどっぷり重なり世の中に絶望していた。
歳が離れた彼氏がいたが親に猛反対され、隠れて付き合っていた。
タバコも覚えて、こっそり手に入れては吸っていた。
当然勉強は手につかなかった。
心の拠り所を何にすればいいのかわからずめちゃくちゃだった。今思えば、ただの不良だよな・・・

そんなある日、ラジオから流れてきたのが Bohemian Rhapsody
衝撃だった。涙が溢れたとしたらまさにこのとき。
何!これ誰?何ていうバンド?
イギリスのロックバンドQueenだと知り、なけなしのこづかいでBohemian Rhapsodyが収録されているオペラ座の夜を買ったんだっけ。
ほんとテープが伸びて擦り切れるほど、カセットデッキを耳元にくっつけて毎晩聴いた。
それだけじゃ物足らず、レコードについている歌詞を取り出し書き写して暗記もした。
だから、今、そらで歌える(笑)
当時はイギリスロックバンド全盛(私の中では)で、
スティックス、カジャグーグーやデュランデュランとともにQueenはお気に入りになった。

時は流れて、私は結婚し子どもができた。ちなみに15歳のときの彼氏は破局。
お金がなくて共働きを余儀なくされ、仕事と子育てに追われ、洋楽を聴き漁る時間などなく
安室全盛突入、いつしかお手軽な邦楽に耳が慣れ親しみ、Queenは過去のものとなった。
いつごろだったか、たしか日清カップヌードルのCMにフレディのダンスシーンが使われたよね、
あれを観て「あーQueenのボーカル、おっちゃんになったなあ」としか思わなかった自分。
1991年にフレディが亡くなったことすら知らなかった。
というより、フレディマーキュリーという名前すら頭から消えてしまっていた。

それから30年。
この映画が2017年の秋に公開されることをニュースで知り、あの15歳の自分とともにQueenへの想いがよみがえってきた。
20回観たなんて人がいるぐらいだから、これはきっととんでもない感動を覚えるに違いない!行かなきゃ!

でも泣けなかった。
ラスト、感動のライブエイド忠実再現のところも、ワクワクしたけど涙とは違う。
音源は本人だし、ラミ・マレックの完コピも、ロジャーやブライアンやジョンも本人そっくりだし、素晴らしいの一言。
よくぞここまで再現できたよ、すごいよ!
ラミが似てないとか、口パクなのが残念とかいう人がいるけど逆で、
ここちょっと違うけどこう来たか!と違いをあえて楽しむのがええんじゃないのー。ですよね。
ラミ・マレックだって絶賛されてるけど、よく見たらิิフレディと顔のタイプが全然違う。身長も低いし脚短い。
それでも抜擢された。なんでなんや?
そこを映画を観て探るのが楽しいんじゃないの。ですよねえ?
ちょっと違うから逆にハマるってこともある。


私が泣けなかったのは、自分にとってはこの映画の音楽が勝ってしまったことだと思う。
死を覚悟しながら最後までパフォーマーであり続けたライブシーンで映画は終わるのだが
画面の片隅に字幕で1991年45歳でフレディは亡くなった、と流れるだけ。
えええ?そこ一番肝心なのに?もうちょっとこの部分、想像でもいいから彼の心情をドラマティックに描けなかったの?という不満。
そこまで掘り下げると映画の趣旨に合わなくなるのか、どうなのか。

見る影もなく痩せ細った、晩年も晩年、亡くなる数週間前のフレディマーキュリー。



しかしながら、サントラ盤を買って聞いてみると、選曲は映画の流れと同じなうえに、
1曲1曲の歌詞の内容はこれもフレディの当時の心情に寄り添っているのではないかと思える部分が多々あり、じわじわと後から来る映画でもあるのでした。



私がいちばんオトコを感じるフレディマーキュリー。おそらくゲイを自認しフィーバーしてた頃なんだろうな。
スレンダーだった若いころよりグッと筋肉量が増してエロ男ですねww