熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

やれることをやるしかないのである。

2011-03-17 09:58:38 | トリニータ
昨日はC大阪が中国チームとACLを戦ったニュースがあったが、残念ながら2-0で負けてしまった。


中国山東省で行われた試合は、ボール回しではC大阪が勝っていたようだが、得点の方は高さを生かしてシンプルに攻めた山東に凱歌が上がったようだ。
また、今回の「東北地方太平洋沖地震」の被害の関係で、中国の方々が非常に気遣ってくれている事に対してありがたく思うのである。


        [ AFCチャンピオンズリーグ2011 山東 vs C大阪 ]
    選手が試合後に挨拶に来たタイミングで、サポーターからはこのような横断幕が再度掲出され、その後にセレッソ大阪コールが何度も続いた。


こんな大災害(大震災)にあっても、サッカーという共通の楽しみが、世界中の方々と共有できることの幸せを感じると共に、朝のニュースで紹介していたが長友選手が「この空は世界中につながっている」「だから全力でプレーすることが、今出来ることなんだ」と言っていた。



この大震災が起きて、Jリーグをいつから再開するかという話題が出ているようだ。同じプロスポーツ野球も同じことのようだが、チームによっては一時解散して、外国選手は本国に帰国、国内選手はそれぞれ実家へという処置が取られたチームもあり、再開は容易ではないようである。



そんな中で大分トリニータとして今回の大震災で、何か出来ることはないかいろいろ考えたようです。
その辺をJ’sGOALの【J2日記】でライターの柚野真也が写真入りで紹介していただいている。


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【J2日記】大分:被災地へ、届け大分の総力。  (11.03.16)




(C)柚野真也
「サッカーができる幸せ、ここに立っている幸せを感じて精一杯練習しよう」と田坂監督の呼びかけで練習が始まった。



(C)柚野真也
大分は走り続けることで被災地にエールを送る。



(C)柚野真也
前田俊介なりの無言のエール。いつもはグループ走で最後尾にいる前田が、この日は先頭を走り続けた。
東北地方太平洋沖地震から6日経った――。
被災地から遠い大分では、テレビやラジオ、新聞、ウェブの情報でしか現地のことが分からない。大惨事であることは理解している。今すぐに現地に向かっても何もできないことも承知している。もどかしさのなか「何ができるのか」を考え、「自分たちができること」を始めた。

1日のオフを挟み、今日16日からチームは始動。
「サッカーができる幸せ、ここに立っている幸せを感じて精一杯練習しよう」と田坂和昭監督の呼びかけで練習が始まった。「選手が動揺しているのはわかった。サッカーをしていていいのか、との思いもある。これは誰もが初めて経験することで、何が良くて、何が悪いのかなんてわからない。ただ、自分らはサッカーを通して勇気を与えることしかできない」。いつはじまるか目処のつかないリーグ戦に向け、「観ている人が元気になれる試合をする」ために、大分は休まず、練習を続けることを選択した。

「大分トリニータの選手として、プロアスリートとして役割があると思う」と語ったのは宮沢正史だ。2008年に仙台でプレーしたこともあり、被災地の映像を見て言葉を失った。「全く違う光景になっていた…」。いつも冷静に的確な問答をする宮沢から、多くの言葉は出なかった。

プロスポーツは、無形の価値、たとえば夢や感動、そういったものを創造することができる。選手が動けば、それに共感して多くの人たちが活動に参加してくれるだろう。週末の練習試合や大分市内各地で募金活動をするようだ。大分の総力を結集して、被災地の皆さんにエールを届けたい。

以上

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