11月21日の写真から約20日間で4倍弱の大きさまで広がった。
その後も溶岩の供給が続いており、新島として存在する形が出来つつある。
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「新島」が3日で1・5倍 西之島近く、活発な活動 産経新聞
2013.12.9 22:58 [地震・津波・地球科学]
小笠原諸島・西之島近くの海上で徐々に面積を広げる新島。(1)は11月21日、(2)は12月1日、(3)は12月4日に撮影(海上保安庁提供)
気象庁は9日、小笠原諸島・西之島(東京都小笠原村)近くの火山噴火でできた「新島」の面積が、当初の3・7倍に広がっていると明らかにした。活発な溶岩の供給があるとみられ、4日までの3日間で1・5倍に“急成長”した。
海上保安庁が撮影した写真から分析した。気象庁と海保によると、新島は最初に噴火が観測された11月20日から徐々に拡大。21日と比べ、12月1日に2・5倍の3万8千平方メートル、4日には3・7倍の5万6千平方メートルまで広がった。
1日には東と南南東方向への溶岩流が認められ、4日にはさらに西側に流れる溶岩流も確認され、面積が拡大していた。
気象庁の担当者は「溶岩で覆われた部分が多くなっている。少なくとも年単位で陸地部分は残るのではないか」と話した。
【関連写真】 海上保安庁からの写真です。
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