昨日のインドランドの試合は、このW杯を一段と楽しくさせるに十分な試合であった。
それは、このイングランドが優勝候補と叫ばれていたにも関わらず、不甲斐ない試合を続けていたが昨日は全く違っていたからである。
前キャプテン、テリーがチーム内のゴタゴタで半ば干されたようになっていたが、グループ最終戦で掴んだ先発で、今までの借りを返すに十分な働きをして、崖プチからイングランドを救った。この働きがなければ、このような賞賛も浴びなかっただろうし、今ごろは既に帰国と言う状況であっただろう。
そして、決勝Tでそれなりの成績を収めることになれば、この試合がターニングポイントと言うことになり、その立役者がテリーと言うことになるのだろう。
私自身がはまってしまった写真から順次掲載していく。
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23日のスロベニア戦で横っとびブロックを見せたイングランドDFテリー(ロイター)

23日のスロベニア戦、勝利の立役者となったDFテリーに抱きついて祝福したカペロ監督(AP)

23日のスロベニア戦の試合中に、痛みでうずくまるイングランドDFテリー(AP)

23日のスロベニア戦で、ボールを競り合うイングランド代表テリー(AP)

23日のスロベニア戦で、勝利の立役者となったイングランドDFテリー

23日のスロベニア戦で勝利し、ガッツポーズを見せるイングランド主将ジェラードとテリー(ロイター)

スロベニア-イングランド 前半、シュートを放つイングランドのルーニー(10)=ポートエリザベス(共同)

スロベニア-イングランド 前半、先制ゴールを決めるイングランドのデフォー(中央)。GKはS・ハンダノビッチ=ポートエリザベス(共同)

スロベニア-イングランド 前半、先制ゴールを決めて駆けだすイングランドのデフォー。右はランパード=ポートエリザベス(AP=共同)

スロベニア-イングランド 前半、指示を出すイングランドのカペロ監督=ポートエリザベス(共同)
そして、産経ニュースの記事である。
◆【W杯】君はテリーのプレーを見たか 一夜にして「愚か者」から「真のリーダー」に 2010.6.24 11:54
1次リーグ突破を決めたスロベニア戦後、イタリア人のカペロ監督は「ついに私の知っているイングランドが帰ってきた」とまくしたてた。英メディアも興奮した。絶賛されたのは、DFジョン・テリーの闘志あふれる献身的プレー。不倫による主将解任、本番を迎えての監督批判、チーム崩壊の象徴でもあったテリーは一夜にしてこう激賞された。「ライオンハート(イングラン代表の愛称)の真のリーダーだ」。
前半にデフォーが奪った虎の子の1点を、イングランドはかろうじて守り切った。後半、スロベニアの怒涛の攻めに、テリーは立ちはだかった。ハンダノビッチのシュートを体を投げ出してのスライディングでブロックすると、リバウンドに詰めたデディッチのシュートの前に、今度は顔面からダイブした。しかもペナルティーエリア内でハンドは許されないため、両手を後ろに隠してのダイブだった。
テリーの思いは仲間にも伝わった。試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチ上には赤いジャージーに身を包んだイングランド選手の大きな輪ができた。その中心には「誇りを賭けて戦う」と90分駆けつづけた主将のジェラードと、そしてテリーがいた。ベンチに下がっていたルーニーも駆けつけ、確執が深刻になっていたカペロ監督もテリーと抱擁した。
2月、自身の不倫騒動で激怒したカペロ監督に腕のキャプテンマークをはく奪された。W杯本番を迎えても、この試合まで2引き分け。試合後会見での発言が監督批判と受け止められ、カペロはまた激怒した。英メディアはこぞって、「フランスと同じ道」と報じた。
フランス代表ではエースFWのアネルカがドメネク監督を批判し、謝罪要求も拒否してチームを離脱した。主将のエブラもアネルカにつき、全選手が練習をボイコットする騒ぎとなった。結果、1次リーグで敗退し、エコノミークラスで帰国した。
イングランドがフランスとは違い、テリーがアネルカと違ったのは、監督の謝罪要求を受け入れたことだ。「行き過ぎた発言だった。いまは勝利のため、試合に集中したい」と語ったテリーは、スロベニア戦で戦い続けた。いつも口うるさい英メディアも、「テリーの勇気が味方を鼓舞した」「相手の最大のチャンスを防いだのはテリーだ」「偉大なリーダーシップ」と高評価を与えた。
試合後テリーは、「きょうの試合でイングランドが敗れていたら、私の心はズタズタになっていただろう」と語り、「われわれのワールドカップは今からが本番だ。帰国するなんてありえない。優勝するまでこの地に居続ける」と力強く続けた。
それは、このイングランドが優勝候補と叫ばれていたにも関わらず、不甲斐ない試合を続けていたが昨日は全く違っていたからである。
前キャプテン、テリーがチーム内のゴタゴタで半ば干されたようになっていたが、グループ最終戦で掴んだ先発で、今までの借りを返すに十分な働きをして、崖プチからイングランドを救った。この働きがなければ、このような賞賛も浴びなかっただろうし、今ごろは既に帰国と言う状況であっただろう。
そして、決勝Tでそれなりの成績を収めることになれば、この試合がターニングポイントと言うことになり、その立役者がテリーと言うことになるのだろう。
私自身がはまってしまった写真から順次掲載していく。
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23日のスロベニア戦で横っとびブロックを見せたイングランドDFテリー(ロイター)

23日のスロベニア戦、勝利の立役者となったDFテリーに抱きついて祝福したカペロ監督(AP)

23日のスロベニア戦の試合中に、痛みでうずくまるイングランドDFテリー(AP)

23日のスロベニア戦で、ボールを競り合うイングランド代表テリー(AP)

23日のスロベニア戦で、勝利の立役者となったイングランドDFテリー

23日のスロベニア戦で勝利し、ガッツポーズを見せるイングランド主将ジェラードとテリー(ロイター)

スロベニア-イングランド 前半、シュートを放つイングランドのルーニー(10)=ポートエリザベス(共同)

スロベニア-イングランド 前半、先制ゴールを決めるイングランドのデフォー(中央)。GKはS・ハンダノビッチ=ポートエリザベス(共同)

スロベニア-イングランド 前半、先制ゴールを決めて駆けだすイングランドのデフォー。右はランパード=ポートエリザベス(AP=共同)

スロベニア-イングランド 前半、指示を出すイングランドのカペロ監督=ポートエリザベス(共同)
そして、産経ニュースの記事である。
◆【W杯】君はテリーのプレーを見たか 一夜にして「愚か者」から「真のリーダー」に 2010.6.24 11:54
1次リーグ突破を決めたスロベニア戦後、イタリア人のカペロ監督は「ついに私の知っているイングランドが帰ってきた」とまくしたてた。英メディアも興奮した。絶賛されたのは、DFジョン・テリーの闘志あふれる献身的プレー。不倫による主将解任、本番を迎えての監督批判、チーム崩壊の象徴でもあったテリーは一夜にしてこう激賞された。「ライオンハート(イングラン代表の愛称)の真のリーダーだ」。
前半にデフォーが奪った虎の子の1点を、イングランドはかろうじて守り切った。後半、スロベニアの怒涛の攻めに、テリーは立ちはだかった。ハンダノビッチのシュートを体を投げ出してのスライディングでブロックすると、リバウンドに詰めたデディッチのシュートの前に、今度は顔面からダイブした。しかもペナルティーエリア内でハンドは許されないため、両手を後ろに隠してのダイブだった。
テリーの思いは仲間にも伝わった。試合終了のホイッスルが鳴ると、ピッチ上には赤いジャージーに身を包んだイングランド選手の大きな輪ができた。その中心には「誇りを賭けて戦う」と90分駆けつづけた主将のジェラードと、そしてテリーがいた。ベンチに下がっていたルーニーも駆けつけ、確執が深刻になっていたカペロ監督もテリーと抱擁した。
2月、自身の不倫騒動で激怒したカペロ監督に腕のキャプテンマークをはく奪された。W杯本番を迎えても、この試合まで2引き分け。試合後会見での発言が監督批判と受け止められ、カペロはまた激怒した。英メディアはこぞって、「フランスと同じ道」と報じた。
フランス代表ではエースFWのアネルカがドメネク監督を批判し、謝罪要求も拒否してチームを離脱した。主将のエブラもアネルカにつき、全選手が練習をボイコットする騒ぎとなった。結果、1次リーグで敗退し、エコノミークラスで帰国した。
イングランドがフランスとは違い、テリーがアネルカと違ったのは、監督の謝罪要求を受け入れたことだ。「行き過ぎた発言だった。いまは勝利のため、試合に集中したい」と語ったテリーは、スロベニア戦で戦い続けた。いつも口うるさい英メディアも、「テリーの勇気が味方を鼓舞した」「相手の最大のチャンスを防いだのはテリーだ」「偉大なリーダーシップ」と高評価を与えた。
試合後テリーは、「きょうの試合でイングランドが敗れていたら、私の心はズタズタになっていただろう」と語り、「われわれのワールドカップは今からが本番だ。帰国するなんてありえない。優勝するまでこの地に居続ける」と力強く続けた。
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