熊じぃの戯言

感じるままに、どのジャンルの話にも頭を突っ込んで書いています。

大分トリニータ 家長昭博の決断と期待

2009-01-30 01:00:48 | トリニータ
28日の報知新聞に家長残留の記事が載った。またまた報知新聞が先行して報道しているので、はっきりするまで(オフシャルからのアナウンス)静観をすることにしていた。その記事は下にある。

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◆家長が大分残留    報知新聞 2009.01.28

 G大阪から期限付き移籍している元U―23日本代表MF家長昭博(22)=大分=が、今季も残留することが27日、決まった。関係者によると、この日までに両クラブ間で合意に達した。家長には、今オフ、昨年12月に練習参加したイングランド2部のプリマスが獲得に乗り出したものの、英国の労働許可が下りず断念。神戸なども獲得に動いていたものの、家長本人が、海外移籍か大分残留を希望していた。契約期間は、1年間のレンタル延長で、近日中にも発表される。
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そして、29日レンタル延長を決めてくれ、ガンバ大阪と大分トリニータが合意に達し、両チームからレンタル延長のアナウンスがあった。

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◆家長昭博選手 ガンバ大阪より期限付き移籍延長のお知らせ

◆[09.01.29] MF 家長昭博選手 大分トリニータへ期限付き移籍延長
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家長が大分に来たのは昨年1月21日である。8チームとの争奪戦で大分が来てくれることもあり、私自身浮かれていた。

その背景には梅崎の浦和移籍があり、山崎のガンバ移籍、三木の名古屋移籍、章太の神戸移籍と大分にとっては主力が大幅に抜けて、2008年は大変な年になると思っていたからである。

そして、起死回生の家長の大分レンタルが決まった時には、家長の頭の中を疑ったくらいである。

    


家長自身は外国思考が強く、しかもプレーは非常に視野の広い天才肌の選手であり、大分に来てくれた理由が良く判らなかった。このことは後で気がつくが・・・。
家長自身もまさかキャンプ中で、膝を痛めてしまうとは思いもよらなかったと思う。それも十字じん帯損傷で長期間の離脱は、自身夢見ていた北京五輪も水泡に帰し、お先真っ暗の状態であっただろう。


全ては2月8日の午前中の練習で右足前十字じん帯損傷も怪我に尽きる。診断では全治6ヶ月だがその後のトレーニングを含めると8ヶ月は掛かると見ていた。

家長の頭の中にはオリンピックに出て活躍し、その実績で日本代表に選ばれ、キャップを重ねて翌年海外へ転出する構想であったろう。それには若手の多い大分が最適であり、シャムスカも使ってくれると踏んでいたはずである。

それが全て壊れた。12月にイギリスのプリマスに見学を兼ねて行って来た。プリマスは乗り気で正式なオファーを出したが、就労ビザの問題でイギリスの基準を満たさず、やむなく撤退した。


これらも含めて、今年をどうするかである。


前年8チームの争奪戦があるくらいだから、今回もいろいろオファーを貰ったはずだが、最終的にもう1年大分でやってくれる事になった。
昨年はスタメンで出場する機会がなく、途中からの出場だけ(5試合出場)で心もとない結果に終っている。
今年は足の方は問題なく、スタメンで最初から出てくるような気がしている。

考え方だが、去年1年棒に振ったが改めて大分でやり直し、当初の目標の日本代表をつかむことを目指して、パフォーマンスを上げてサッカーに打ち込み、遅れを取り戻す。それが自分自身の描いた目標のために、一番の近道であり大分への恩返しと判断したのであろう。


我々本人の気持ちをよく理解していないものが、憶測で書くことは憚れるが、一番良い決断をしたと思う。


後は結果を残し、積み上げていくしかないのである。


家長昭博のような選手は滅多に会うことが出来ない。それが今大分トリニータの1員として戦ってくれる。
ぐずぐず言わずに、ただただ応援するのみ。スタメンを勝ちとって得点を上げてくれ。
昨年もベンチに入ったホームの試合を思い出して欲しい。選手紹介でのドームの歓声を思い出してくれ。
今年はスタメンで出場をしてくれ。トリニータのサポータは君の活躍を心待ちしているよ。


それに応えるべく、家長が活躍してくれる。


それで十分である。


今年はそれを前面に出して、精一杯頑張ってくれ!


そうすれば、きっと道は開ける!


ガンバレ!!家長!!!


そして最後になるが大分を選んでくれてありがとう。


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