関塚J、歴史に記憶 「グラスゴーの奇跡」歓喜と興奮
グラスゴーの奇跡との字句が並ぶが、奇跡ではない。
試合運びそのものはボールポゼッションが6割強のスペインだが、最後のところでまともにシュートをさせなかったことと、強烈なカウンター戦術でDFを置き去りにする日本FW陣の走力で、腰を引かせてしまった力は、本物である。
具体的には前線からのチェイスと囲みこみデフェンスでコースを限定させ、それを難なくパスカットして、そこから高速でカウンターに入る。その熟練度は素晴らしく、見ているものからするとワクワクする瞬間でもある。
それだけ日本が上手くなったのだと思うし、個人の技量が物凄く向上しているのである。
だから、奇跡やら偶然で勝利したのではなく、相手を良く知って戦術を確認して真っ向勝負した結果が、勝利をもたらしたのだろう。
だからといって、おごる気はさらさら無い。
この五輪の最後の方で、再びスペインと対戦する可能性がある。その時に本当の意味での対決になる。
そこまで日本は勝ち続けなければならない。
それにしても素晴らしい戦いぶりである。
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