熊じぃの戯言

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大分合同新聞と毎日新聞の記事をアップしています。

2013-03-10 11:30:52 | トリニータ

昨日書いたブログの内容と大差ない記事でしたが、選手達はがんばった分だけ貴重な勝点を手に入れたので、記念に大分合同新聞と毎日新聞の記事をアップしておきます。



安川選手、J1初ゴール、おめでとう! 


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 【トリニータ】また先制生かせず    大分合同新聞

[2013年03月10日 09:28]

       
       【大分―川崎】前半、ヘディングで川崎・小林(11)と競り合う大分・高木(18)=国立競技場

 J1第2節(9日・埼玉スタジアムほか=9試合)昨季3位の浦和が宇賀神の決勝点で名古屋を1―0で退け、開幕2連勝と好発進した。横浜Mはマルキーニョスのハットトリックなどで清水に5―0で大勝。開幕戦黒星の昨季王者の広島は新潟に2―1で辛勝し、初白星を挙げた。鹿島は仙台に、大宮は磐田に競り勝った。
 大分は東京・国立競技場で川崎と対戦し、1―1で引き分けた。
 大分は第3節の16日午後2時から、大分市の大分銀行ドームで浦和と対戦する。

 後半の大分のシュート数はわずか2本。川崎に10本ものCKを与え、13本のシュートを浴びた。長く苦しい守りの時間が続いたが、勝ち越し点を許さず、復帰後のJ1で初めての勝ち点を手にした。
 立ち上がりは上々だった。FWの高松大樹と西弘則が躍動し、川崎のミスも手伝ってボールを前に運び続けた。「相手が3バックで自分たちの戦い方を出しやすかった」と西。前半28分、先制に成功。攻守ともに切れのある前半だった。
 だが、後半は試合の流れが一変。川崎がシステムを本来の4バックに戻すと、大分は相手のボール回しに対応できずに押し込まれ、自陣ゴール前にくぎ付けにされた。
 後半8分に追い付かれ、「相手が生き生きしてきた」とDF阪田章裕は振り返る。その後も猛攻を受けたがチームが一丸となり、追加点を許さなかったのは大きな手応え。阪田は「大分は全員守備が基本なので、どうしても守る時間が長くなる。相手のCKも多かったが、うちも高さがある。簡単にやられる気はしなかった」と自信をのぞかせた。
 結果からすれば大分の大健闘と言えるだろう。ただ、開幕戦と同様に先制した勢いを生かしきれなかった点を課題に挙げる選手は多い。西は「前半、もう少し点を取れたはず。決めきれなかったのが痛い」と追加点を奪えなかったことを悔やんだ。
 この日、大分に“勝利の女神”はほほ笑まなかった。それでも勝ち点1を得た。結果だけを見れば、1点差で敗れた前回よりも上向いている。試合後、ロッカールームに田坂監督の声が響いた。「(勝ち点が)0、1と来た。次は3しかない」。次節はホームで浦和戦だ。

 安川がJ初ゴール

 MF安川有がJリーグ初ゴールを決めた。「目の前にボールがこぼれてきた。来たなという感じだった。めっちゃうれしい」。均衡を破る得点を挙げると、「無意識に」ベンチに駆け込んで喜びを爆発させた。
 前半28分、DF若狭大志の相手ゴール前へのクロスから、MF崔正漢(チェジョンハン)、FW高松大樹が連続シュート。2度とも相手GKにはじかれたが、詰めていた安川がこぼれ球を左足で冷静に押し込んだ。
 チーム事情で最終ラインではなく、中盤の左サイドに入った安川。「ポジションが変わっていたからこそ、ゴール前に行けた」と笑顔。大分でプロデビューし、3年目の24歳。「もっと走って貢献したい」とさらなる飛躍を誓った。

  【大分1―1川崎評】 

 今季初勝利はならなかったが、大分は川崎の猛攻にさらされながらも貴重な勝ち点1を手にした。
 開始直後から積極的に攻撃を仕掛けた大分が先制した。前半28分、相手ゴール前の混戦から、GKのはじいた球をMF安川が押し込んだ。
 後半はシステムを変更した川崎に圧倒され、同8分に同点に追い付かれた。その後もボールを回され、ゴールを脅かされたが、何とかしのいだ。

 大分トリニータ・田坂和昭監督の話

 前回の試合から修正したところは出せた。後半は相手がシステムを変えて押し込まれたが、最後まで粘り強く、失点を1に抑えることができた。追加点を取らなければJ1では勝てない。トレーニングをしていく。

 MF宮沢正史主将

 2点取らないとJ1では勝てない。守り切れれば一番いいが、前回の試合は逆転されている。チームで得点を重ねていかないといけない。

 GK丹野研太

 前回はミスをしたが、1点(失点)に抑えることができた。後ろの選手を中心に最後まで体を張ってくれた。J1の経験が少ない選手には、全てがいい経験になっている。




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J1:大分、積極的に攻め上がるも川崎とタイ

毎日新聞 2013年03月09日 21時09分


  △川崎1−1大分△(9日、国立)

 大分にとって国立は相性が良い舞台。08年のナビスコ杯を制し、昨年11月のプレーオフでも4季ぶりのJ1復帰を決めている。だから、DF阪田は勝ち点1に悔しさをにじませた。「今日も勝てると思ったんですけどね」

 開幕戦では“J1”の名に腰が引けていた。相手の攻撃力を恐れてゴール前にくぎ付けになり、奪ったボールは大きく蹴り返すのが精いっぱい。しかしこの日の前半はパスをつなぐ意識が表れ、積極的に攻め上がった。田坂監督は「前回から少しずつ修正した部分が出せた」とチームの成長を強調する。

 前半28分の先制点が象徴的だ。ゴール前の混戦で右サイドハーフの崔正漢、FW高松がシュートを繰り出す。GKがはじいたボールは左サイドハーフの安川の足元へ。「逆サイドから中へ入ったら、そこに転がってきた」。24歳はJ1初ゴールを力いっぱい蹴り込んだ。

 後半は一転、全員守備の45分。4バックにシステム変更した川崎に13本ものシュートを浴びながら1失点でしのいだ。「J1経験のない選手ばかりだからこそ、毎試合が成長の糧になる。次は勝ち点3を取りたい」とGK丹野。成長の証しを刻む勝ち点1。しかし、そこで満足するつもりはない。【田内隆弘】


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